【センター試験2015】試験場に注意、新・旧課程や科目数で異なる場合も

 大学入試センター試験が1月17日(土)と18日(日)に実施される。円滑に試験を実施する観点から、新課程科目と旧課程科目で試験室を別々に設定するほか、同一高校の志願者が別々の試験場に指定されることがあるので注意したい。

教育・受験 受験
計8パターンの分割設定
  • 計8パターンの分割設定
  • 試験場・試験室の指定
  • 試験場のグループ化
  • 新教育課程履修者と旧教育課程履修者とは
  • 東京大学本郷試験場の建物配置図
 大学入試センター試験が1月17日(土)と18日(日)に実施される。円滑に試験を実施する観点から、新課程科目と旧課程科目で試験室を別々に設定するほか、同一高校の志願者が別々の試験場に指定されることがあるので注意したい。

 平成27年度センター試験は、数学と理科が新学習指導要領に基づいて出題されるが、今回に限り、旧教育課程履修者のための経過措置を講じる。そのため、理科2の新課程科目と旧課程科目の試験問題冊子を別々に作成することにあわせて、試験室を別々に設定することとなった。試験室の割当パターンは、新課程と旧課程の大きく2つ、「地理歴史、公民」と「理科2」の受験科目数によってそれぞれ4つ、計8つある。

 同じ高校の志願者であっても、施設設備の関係上、男子と女子が別になる場合や、「地理歴史、公民」と「理科2」の受験科目数の組合せなどによって別々の試験場に指定される場合がある。また、同じ試験地区内の複数の試験場を仮想的に1つの試験場とみなし、志願者を割り当てることもあるという。

 東京大学本郷試験場では、本郷キャンパスと弥生キャンパスが試験場として設定されており、試験室によって入講する門が異なるので注意が必要だ。同大学のホームページには、試験室配当表と建物配置図が掲載されている。また、首都大学東京や東京学芸大学なども試験会場の注意事項をホームページに掲載している。受験生は、事前に試験会場に関する情報を確認し、当日は余裕を持って試験会場に行けば安心だ。
《工藤めぐみ》

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