一人暮らしの部屋探し…母親が重視するのは「安全・安心」

 娘の一人暮らしの部屋を探す際、母親がもっとも気にするのは「安全・安心」面で、仕様や設備でこだわったポイントも「オートロック」が最多であることが1月16日、パナソニックが公表した調査結果から明らかになった。一方、娘の優先順位1位は「費用」だった。

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母娘の優先順位ランキング
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 娘の一人暮らしの部屋を探す際、母親がもっとも気にするのは「安全・安心」面で、仕様や設備でこだわったポイントも「オートロック」が最多であることが1月16日、パナソニックが発表した調査結果から明らかになった。一方、娘の優先順位1位は「費用」だった。

 一人暮らしをしている20代前半の女性(娘)とその母親、各250人を対象に実施した「20代女性のお部屋探しに関する調査」。2014年12月にインターネットで実施した。

 お部屋探しの決定権は、「娘」が70%と圧倒的に多く、次いで「母親」16%、「父親」7%。「20代女性がお部屋探しをする際、母親と一緒に探した方がよい」とする回答は83%に達した。

 お部屋探しの優先順位は、母親が1位「安全・安心」、2位「費用」、3位「間取り・設備」、4位「ロケーション」、5位「周辺環境」。一方、娘は1位「費用」、2位「間取り・設備」、3位「ロケーション」、4位「安全・安心」、5位「周辺環境」。「安心・安全」の優先度が、母娘で大きく異なる結果となった。

 部屋の仕様・設備でこだわったポイントでも、母娘の上位項目には違いがみられた。娘は、「セパレートタイプのバス・トイレ」(66%)、「広さ」(55%)、「間取り」(53%)、「収納」(39%)と、広く住み心地のよい部屋に住みたいという希望が垣間みえた。

 一方、母親の方は「オートロック」(38%)、「セパレートタイプのバス・トイレ」(35%)、「住戸の向き」(33%)、「間取り」(33%)の順で、広さや住み心地よりもセキュリティや防犯面を重視する傾向がみられた。
《奥山直美》

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