リセマム記事、栃木県立さくら清修高校の入試問題に選定

 リセマム編集部にうれしいニュースが届いた。リセマム記事が、栃木県立さくら清修高校で2月5日に行われた特色選抜入試の小論文問題として起用されたのだ。起用されたのは、2014年12月4日掲載の記事。

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リセマム記事「高校生の4割がメールやLINEを書きながら勉強、ベネッセ調査」
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  • 栃木県立さくら清修高等学校 特色選抜入試問題 小論文(画像は一部)
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 リセマム記事が、栃木県立さくら清修高校で2月5日に行われた特色選抜入試の小論文問題として起用された。起用されたのは、2014年12月4日掲載の記事「高校生の4割がメールやLINEを書きながら勉強、ベネッセ調査」。

 栃木県立高校入試は、すでに2月5日の特色選抜入試から開始されており、同選抜入試の合格者発表が2月12日に行われたばかり。一般選抜願書は19日正午で締め切っており、一般選抜入試は3月5日に行われる。

 今回、記事を掲載するに至った経緯を、同校教頭の杉森氏に伺った。同氏によると、特色選抜入試の小論文問題は国語科主任教諭が選定を行ったという。選定段階では、生徒の興味・関心の高い社会の出来事をテーマにした問題が集められた。なかでも、選定されたリセマムの記事は小論文問題に適切とされ、学校長の判断で起用されたという。

 記事ではベネッセ総合研究所が発表した中高生対象の「ICT利用実態調査」に関して述べ、高校生の4割が勉強中にメールやLINEを利用していることを周知したもの。受験生の年代に沿った調査結果を扱っており、時世を表す内容であった点と簡潔で問題化しやすい文体が採用理由だったようだ。

 入試問題に利用される文章はこれまで書籍や公的な調査発表が多かったが、インターネット上の記事や出来事が問題として出題される動きも出てきた。リセマムの記事が入試問題に採用されたのは、これが初めて。
《佐藤亜希》

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