京都大学、平成27年度春秋講義「アフリカを考える」全3回開催

 平成27年度、京都大学春秋講義は「アフリカを考える」をテーマに開催される。開催日は、4月8日、15日、22日、各日とも18時30分から20時まで。受講料は無料で、誰でも参加できる。定員は各講義とも先着500名。

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平成27年度春秋講義「アフリカを考える」
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 平成27年度、京都大学春秋講義は「アフリカを考える」をテーマに開催される。開催日は、4月8日、15日、22日、各日とも午後6時30分から午後8時まで。受講料は無料で、誰でも参加できる。定員は各講義とも先着500名。

 4月8日は、梶茂樹アジア・アフリカ地域研究研究科教授による「アフリカ人の名前-無文字社会における命名法を考える」。コンゴのテンボ族、ウガンダのニョロ族などの人名を通して、アフリカの伝統的無文字社会がいかに無文字に対処してきたかを考察する。

 4月15日は、石井美保人文科学研究所准教授による「関係性を紡ぐわざ-アフリカの『妖術』と日本の『因縁』」。日本人に馴染み深い「因縁」という概念との類似性を指摘しながら、アフリカの妖術について考える。

 4月22日は、山極壽一 総長による「アフリカニストたちの変遷-探検から科学技術外交へ」。1950年代以降の日本人によるアフリカ現地調査は、半世紀を経て科学技術の発展を推進するという方向性を持つようになってきた。ゴリラの調査を通じて、変遷と未来の展望について語る。

 京都大学の春秋講義は年に2回、春と秋にテーマをもうけ、開講されている。京都大学の学術研究で培われた知的資源を、学内外に広め、共有を図るため1988年秋から実施されているもの。

◆京都大学、平成27年度春秋講義「アフリカを考える」
日程:4月8日(水)、4月15日(水)、4月22日(水)
時間:各日18:30~20:00(開場18:00)
場所:百周年時計台記念館 百周年記念ホール(京都市左京区吉田本町)
定員:各講義とも500名(当日、先着順)
※会場の混雑状況により、立ち見または入場制限をする場合がある。
参加費:無料
《外岡紘代》

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