電気通信大、企業の課題を解決…Webサイトで取組み紹介

 電気通信大学先端工学基礎課程は、夜間社会人コースにおいて開講している、企業が抱える課題に学生が取組み解決策を提案する新しいカタチの課題解決型授業「技術課程演習」の取組みを紹介する特設ウェブサイトをオープンした。

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電気通信大学 企業講師と学生による真剣なやりとりの様子
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  • 課題解決型授業「技術課程演習」特設ウェブサイト
  • 課題解決型授業「技術課程演習」特設ウェブサイト
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 電気通信大学先端工学基礎課程は、夜間社会人コースにおいて開講している、企業が抱える課題に学生が取組み解決策を提案する新しいカタチの課題解決型授業「技術課程演習」の取組みを紹介する特設Webサイトをオープンした。

 課題解決型授業「技術課程演習」は、同大が進める産学連携授業。演習は、事例を提供した企業が実際におかれている状況をテーマにして、学生たちが数回のグループワークを通じ、課題解決策を検討して発表する、というもの。リアリティーのある演習を行うことで企業の現場で生きる実践力を育成することを目的としている。

 同演習では、業界の最前線で活躍する企業のトップや役員の方を大学に招いて、その企業が抱える課題解決に取り組んでいる。理科学機器、バイオテクノロジー関連機器の研究開発を行う企業マルコムでは、代表取締役の原田氏を招き「どのような特徴を持った製品を開発すれば顧客の課題を解決することができるか」をテーマに演習を行った。

 また、カー用品を中心としたアウトドア・レジャー・スポーツ用品を扱うカーメイトでは、取締役の徳田氏を招き「カーメイトの技術研究所として取り組むべき課題を定義した上でその解決策を提示せよ」とのテーマで演習を行った。

 このたびオープンした特設ウェブサイトでは、同演習の目的や概要、授業の流れ、参加企業・受講学生のインタビューなどを掲載している。今後、授業の進展に合わせて随時情報を更新していくという。
《畑山望》

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