高校卒業者の進学率Top3は東京・京都・広島…日本の統計2015

 総務省統計局が3月12日に発表した「日本の統計2015」によると、高校卒業者の進学率は53.2%で、男子(50.9%)よりも女子(55.5%)の方が高い。都道府県別に見ると、1位「京都」65.2%、2位「京都」64.8%、3位「広島」60.4%であることが明らかになった。

教育・受験 学校・塾・予備校
都道府県別の進学率(2013年)
  • 都道府県別の進学率(2013年)
  • 子ども1人あたりの学習費(2012年)
 総務省統計局が3月12日に発表した「日本の統計2015」によると、高校卒業者の進学率は53.2%で、男子(50.9%)よりも女子(55.5%)の方が高い。都道府県別に見ると、1位「京都」65.2%、2位「京都」64.8%、3位「広島」60.4%であることが明らかになった。

 「日本の統計2015」は、日本の国土や人口、経済、社会、文化など26の分野、約500の統計表、約60のグラフから構成。このうち、教育については、学校教育概況や進学率、育英奨学状況、学習費などが掲載されている。

 平成25(2013)年の進学率は、中学卒業者が98.4%(前年度比0.1ポイント増)、高校卒業者が53.2%(前年度比0.3ポイント減)。高校卒業者の進学率を男女別に見ると、男子が50.9%、女子が55.5%で、男子よりも女子のほうが高かった。

 また、高校卒業者の進学率を都道府県別に見ると、もっとも高いのが「東京」65.2%(男子61.6%、女子68.6%)、ついで「京都」64.8%(男子63.0%、女子66.7%)、「広島」60.4%(男子58.4%、女子62.4%)。一方、もっとも低いのが「沖縄」38.2%(男子36.6%、女子39.9%)、ついで「北海道」39.9%(男子40.9%、女子38.9%)、「岩手」40.4%(男子37.3%、女子43.6%)となった。

 平成24(2012)年度の子ども1人あたりの学習費は、公立幼稚園が230,100円、私立幼稚園が487,427円、公立小学校が305,807円、公立中学校が450,340円、私立中学校が1,295,156円、公立高校が386,439円、私立高校が966,816円となった。ここには、授業料や修学旅行、PTA会費、教科書・学習品・制服などの通学用品費のほか、学習塾費や家庭教師費といった学校外活動費なども含まれる。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top