子育て新制度「理解している」わずか3割…重要な政策課題は「少子化対策」

 4月にスタートする「子ども・子育て支援新制度」を理解している人はわずか3割であることが3月16日、ブライト・ウェイが運営する子育て・育児支援ポータルサイト「こそだて」の調査結果から明らかになった。一番重要だと思う政策課題は「少子化対策」が最多だった。

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今年スタートする「子ども・子育て支援新制度」を理解しているか
  • 今年スタートする「子ども・子育て支援新制度」を理解しているか
  • 今一番重要な政策課題だと思うのはどれか
  • 原子力発電所の再稼動をどう思うか
 4月にスタートする「子ども・子育て支援新制度」を理解している人はわずか3割であることが3月16日、ブライト・ウェイが運営する子育て・育児支援ポータルサイト「こそだて」の調査結果から明らかになった。一番重要だと思う政策課題は「少子化対策」が最多だった。

 調査は1~3月、「こそだて」のアンケートフォームを利用して実施した。回答者383人のうち、9割を女性が占めている。

 「今年スタートする子ども・子育て支援新制度を理解しているか」という質問に対しては、36.0%が「ほとんど理解していない」と回答。「名前も初めて聞いた」も10.2%あった。「だいたい理解している」(24.3%)と「良く理解している」(5.7%)を合わせた理解層は、3割にとどまった。

 「今一番重要な政策課題」は、1位が「少子化対策」で32.3%。2012年選挙後の14.6%から大幅に増加した。2012年に最多だった「経済政策(景気回復)」は、48.8%から21.8%に減少し、3位に後退した。2位は、「社会保障制度改革」28.6%だった。

 原子力発電所の再稼動については、「基本は反対だが、安全性が確保できれば暫定的に容認」47.0%、「絶対に反対」29.0%、「再稼動に賛成」11.2%、「わからない」10.2%となった。
《奥山直美》

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