2月の消費支出は11か月連続の減少…教育費は4か月ぶり減少

 総務省は3月27日、2人以上の世帯の家計調査報告について、2月分の速報結果を公表した。消費支出は、1世帯あたり265,632円で11か月連続の実質減少。このうち教育費は、9,386円と4か月ぶりの実質減少となった。

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消費支出の推移
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 総務省は3月27日、2人以上の世帯の家計調査報告について、2月分の速報結果を公表した。消費支出は、1世帯あたり265,632円で11か月連続の実質減少。このうち教育費は、9,386円と4か月ぶりの実質減少となった。

 同調査は、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査している。

 消費支出は1世帯あたり265,632円で前年同月比実質2.9%減少、11か月連続の実質減少。前年同月と比べると、特に家具・家事用品(実質18.9%減)と教育費(実質10.2%減)の減少率が高かった。

 教育費9,386円の内訳をみると、「授業料等」7,133円、「教科書・学習参考教材」129円、「補習教育」2,124円。減少の原因は私立大学や私立高校の授業料、補習教育など。

 また、二人以上の世帯のうち勤労世帯の実収入は、488,519円と17か月連続の実質減少となった。
《工藤めぐみ》

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