【保護者の就活】なぜグループディスカッションに通過できないの?

 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第28弾では、グループディスカッションの質問について聞いた。

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 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第28弾では、グループディスカッションについて聞いた。

◆グループディスカッションで通過できないのはなぜ?

 選考が本格的に開始され、そろそろグループディスカッションを経験した就職活動生も多いのではないでしょうか。このグループディスカッションは、得意な学生と苦手な学生に大きく分かれることが多いです。苦手な学生が、選考にグループディスカッションがある企業を避けるなんてこともあるくらいなのです。

 では、このように得意と苦手で大きく分かれてしまうのは何故なのでしょうか。それは、グループディスカッションの捉え方に差が出ているからです。そもそも企業が、グループディスカッションで何を見ているのかというと、周囲との関わり方を見ています。能力なども見ていますが、それらは面接や筆記試験でも分かるので、最も重要なのはやはり周囲との関わりなのです。

 ところが、学生によっては、このグループディスカッションを「答えを見つけるため」や「自分の優秀さをアピールする場」と捉えてしまっているのです。そうなると、人事がチェックしている「協調性」の優先度が低くなってしまうので、通過が難しくなります。選考では司会者として場を仕切り、見事に理想的な回答を出せたとしても、通過できないのはこういった理由があるからなのです。

 今後、もしお子様がグループディスカッションの通過率で悩んでいましたら、グループディスカッションをどのように捉えているのか聞いてみてはどうでしょうか。捉え方が変われば、より通過しやすくなるのは間違いありません。

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 リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。

 学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。

《編集部》

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