社長の出身校3位慶應・2位早稲田、5年連続のトップは?

 東京商工リサーチは4月8日、「2014年全国社長 出身地・出身校調査」の結果を発表した。社長の出身地は「東京都」が最多の7万4,867人。出身校は、「日本大学」が5年連続のトップとなった。

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都道府県別社長輩出率
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 東京商工リサーチは4月8日、「2014年全国社長 出身地・出身校調査」の結果を発表した。社長の出身地は「東京都」が最多の7万4,867人。出身校は、「日本大学」が5年連続のトップとなった。

 調査は、同社の企業データベース約269万社(2014年12月時点)の代表者データから、出身地や出身校を抽出して集計した。

 都道府県別の社長出身地は、「東京都」が7万4,867人で最多。ついで、「北海道」4万9,751人、「大阪府」4万5,866人、「愛知県」4万3,418人、「神奈川県」3万168人、「福岡県」2万8,218人、「広島県」2万7,469人という結果になった。一方、最少は「鳥取県」の4,329人で、ついで、「滋賀県」5,941人、「佐賀県」6,207人、「島根県」6,740人の順に少なかった。

 出身地別の社長数と人口を対比した「輩出率」は、「徳島県」が1.29%で、2010年の調査開始から初めてトップとなった。2位は「山形県」1.28%、3位「香川県」1.20%、4位「秋田県」1.10%、5位「愛媛県」1.02%。下位には、「埼玉県」0.26%、「千葉県」0.28%、「神奈川県」0.33%など、首都圏のベッドタウンが並んだ。

 社長の出身地と会社所在地を対比した「地元率」では、「沖縄県」が94.4%で5年連続のトップ。2位「愛知県」89.9%、3位「北海道」87.9%、4位「広島県」87.0%、5位「香川県」85.7%となった。地元率の全国平均は79.9%。もっとも低いのは「奈良県」の66.9%だった。

 社長の「出身校」は、「日本大学」が2万1,662人で、5年連続のトップとなった。2位「早稲田大学」1万753人、3位「慶應義塾大学」1万587人、4位「明治大学」9,058人、5位「中央大学」8,406人、6位「法政大学」6,726人。国公立大学では、15位「東京大学」3,397 人、23位「京都大学」2,136人、27位「北海道大学」1,813人の順だった。
《奥山直美》

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