【保護者の就活】就活生はクールビズに対応するべき?しないべき?

 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第40弾では、スーツのクールビズ対応について聞いた。

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 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第40弾では、スーツのクールビズ対応について聞いた。

◆就活生はクールビズに対応すべき?しないべき?

 ここは難しい判断ですよね。結論から言うと、経団連などの経済団体や業界団体などが統一の見解を示したのであれば、それに合わせるがよいと思います。もっと具体的に言うのであれば、こうした団体が「就活生はクールビズに対応すべきである」という見解を示さないのあれば、就職活動の際にはスーツの上着を着用し、ネクタイを締めて選考に参加すべきでしょう。

 去年までの就職活動であれば、就職活動、つまり企業の採用活動は3年生の12月に本格的にスタートし、4年生の4月から選考開始でしたが、今年の就職活動は3年生の3月に本格的に就職活動がスタートしており、4年生の8月に選考が開始されます。要するに、地域差はあるでしょうが、就活生は夏真っ只中に企業選考に参加することになるのです。

 現在は多くの企業でクールビズ対応がなされており、夏場にスーツの上着を着用しネクタイを締めて働いている社会人をあまり見かけなくなりました。ですが、それに合わせて就職活動生もクールビズ対応してもよいかどうかの判断は難しいところです。企業や個人によってはよく思わない場合も多くあるでしょう。

 ですので、基本的には、経団連や経済団体などが「就職活動生もクールビズに対応すべきである」との見解を示さない限りは、勝手に判断してクールビズ対応しないほうがよいと思います。もし対応したとしても、スーツの中に着ているワイシャツを長袖のものから半そでのものに変えるくらいが無難ではないでしょうか。

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 リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。

 学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。
《編集部》

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