京大、高1・2対象科学講座…世界の最先端実験を体験

 京都大学は、「グローバルサイエンスキャンプELCAS 2015年基盤コース」の受講生を募集している。対象は高校1・2年生。講座メンバーになると月2回、京都大学に通い、18分野に分かれた研究室で実験や実習を行う。

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グローバルサイエンスキャンプELCAS 2015年基盤コース
  • グローバルサイエンスキャンプELCAS 2015年基盤コース
  • 参加資格・コース実施日
  • 基盤コース前期(9月19日実施回のスケジュール)
  • これまでの基盤コース前期受講者の感想
 京都大学は、「グローバルサイエンスキャンプELCAS 2015年基盤コース」の受講生を募集している。対象は高校1・2年生。講座メンバーになると月2回、京都大学に通い、18分野に分かれた研究室で実験や実習を行う。

 「グローバルサイエンスキャンプELCAS」は、高校生を対象とした科学講座。京都大学の施設や設備を使って、世界の最先端の実験などを体験することができる。講座では各分野の担当教授や、大学院生、学部生など、科学の最先端にいる研究者たちから直接指導を受けることができる。

 講座は2015年9月~2016年2月までの期間、月2回(原則として、毎月第1・3土曜日)に京都大学の研究室などで行われる。また、合宿もあるため、ふだん出会えない他校のメンバーとも交流ができ、いろいろな刺激が受けられるという。

 一般公募枠での募集は6月1日~7月15日までに、Webサイトの申込みフォームもしくはFAXで受け付ける。7月19日と8月9日に行われる選抜試験を経て受講メンバーが決定する。推薦枠での応募受付は6月30日まで。詳細はELCASのホームページで確認できる。定員は150名(一般公募枠50名程度・推薦枠100名程度)。

 応募資格は、2015年4月1日現在、高校1年生または2年生であること。月2回、京都大学(京都市・宇治市)に通えること。参加費は無料だが、合宿や施設見学時に宿泊代、食費の実費、近距離交通費などを負担する場合がある。

 また基盤コース受講者を対象に、2016年2月~3月にかけて第2次選抜が行われ50名の専修コース受講者が決定する。専修コースは、主に2016年4月~9月にかけて実施(受講生が高校3年の夏を迎えるまで継続)され、1対1の対話型教育を根幹としている。研究室に入り、全国・国際コンテストや英文ジャーナル執筆に向けて指導が受けられるという。

◆京都大学「グローバルサイエンスキャンプELCAS 2015年基盤コース」講座メンバー募集
参加資格:
・2015年4月1日現在、高校1年生または2年生であること
・月2回、京都大学(京都市・宇治市)に通えること
参加費:無料(合宿や施設見学時に宿泊代、食費の実費、近距離交通費などを負担する場合がある)
【一般公募枠】
定員:50名程度
申込期間:6月1日(月)~7月15日(水)
申込方法:Webの申込みフォームまたはFAXで受付
選抜方法:
・7月19日(日)日程A/5分野の講演を聴いて、講演のレジュメと感想文を書く。100名程度が通過し、日程Bに進む
・8月9日(日)日程B/面接と数学試験。最終合格者は約50名
【推薦枠】
定員:100名程度
申込締切り:6月30日(火)
合否通知:8月下旬
※応募に関する詳細はELCASのホームページで確認のこと
《外岡紘代》

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