スマホアプリ手作りキット、ワークショップ開催者対象に無償配布

 デジタルハリウッドは、誰でもスマートフォンアプリを手作りできる「JointApps(ジョイントアップス)」を、学校や企業など子ども向けワークショップを実施したい団体を対象にレクチャーキットとして無償配布すると発表した。

教育ICT 学校・塾・予備校
ワークショップ開催のようす
  • ワークショップ開催のようす
  • ワークショップ開催のようす
  • JointApps使用のイメージ
  • JointApps公式サイト
 デジタルハリウッドは、誰でもスマートフォンアプリを手作りできる「JointApps(ジョイントアップス)」を、学校や企業など子ども向けワークショップを実施したい団体を対象にレクチャーキットとして無償配布すると発表した。6月15日よりWebサイトにて受け付けている。

 「JointApps」は、IT関連およびデジタルコンテンツの人材育成スクール「デジタルハリウッド」が提供するスマートフォンのアプリ作りを体験できるアプリ。ブラウザアプリ上でプログラムが組み込まれたブロックを配置しつなげるだけで、誰でもアプリ作りを体験することができる。作成したアプリはスマートフォンやタブレットだけで簡単に再生することが可能だという。

 教育のICT化やデジタル教育、プログラミング授業の導入など、学校教育や企業団体などにおいて子ども向けのワークショップが盛んに行われるようになってきたが、専門知識やツールが必要となりワークショップを開催する際のハードルになっているケースが多いという。

 「JointApps」は、講師向けレクチャービデオやワークショップ運営マニュアル、テキストなどがセットになっており、プログラミング未経験者でも2時間程度でワークショップ講師になれる内容となっている。AndroidだけでなくiPhone、iPadにも対応しており、主催者側でスマートフォンやタブレットを用意しなくともワークショップを開催することが可能だ。

 キットを使って作成できるアプリは、「自分で考えたアプリを作ろう」「カメラアプリを作ろう」「自分の声を楽器にしたアプリを作ろう」の3種類。夏休みの自由研究や子どものコンピューターへの興味を促すきっかけとして活用できる内容だ。キットの申込みは、公式Webサイトにて受け付けている。
《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top