文科省、平成27年版「科学技術白書」公表

 文部科学省は6月16日、平成27年版 科学技術白書を公表した。「科学技術により社会経済にイノベーションを起こす国へ」をテーマに、科学技術基本法20年の成果を紹介するほか、2030年頃までを見据えた科学技術イノベーションの姿を展望している。

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平成27年版 科学技術白書
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 文部科学省は6月16日、平成27年版 科学技術白書を公表した。「科学技術により社会経済にイノベーションを起こす国へ」をテーマに、科学技術基本法20年の成果を紹介するほか、2030年頃までを見据えた科学技術イノベーションの姿を展望している。

 科学技術白書は、科学技術基本法第8条の規定に基づき、政府が科学技術に振興について講じた施策に関して国会に提出する報告書。平成7年に「科学技術基本法」が制定されてから、今年で20年が経過する。

 今年のテーマは「科学技術により社会経済にイノベーションを起こす国へ~科学技術基本法20年の成果とこれからの科学技術イノベーション~」と題し、この20年間の日本の科学技術の成果事例を紹介。また、これまで講じてきた施策の成果と課題を分析し、これらを踏まえて、2030年頃までを見据えた科学技術イノベーションの姿を展望している。

 特集では、「2014年ノーベル賞受賞の青色発光ダイオードの発明、LED照明の普及とこれからの展開」「公正な研究活動の推進に向けた取組み」を紹介。STAP論文問題などの研究不正行為の発生状況や今後の再発防止に向けた取組みを掲載している。
《工藤めぐみ》

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