【高校受験2015】北海道公立高校入試実施状況、充足率は88%

 北海道教育委員会は8月6日、平成27(2015)年3月実施の公立高校入学者選抜の実施状況を発表した。募集人員37,550人に対し、合格者数は33,150人で、定員充足率は88.3%だった。合格者の平均点、正答率、学校別の受検者数と合格者数などを公表している。

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  • 出願者の概要
  • 出願者が募集人員に満たない学科の状況
  • 学力検査結果の概要
  • 学校別受検者数と合格者数(全日制・石狩・普通科)
  • 学力検査問題等研究協議会におけるおもな意見
 北海道教育委員会は8月6日、平成27(2015)年3月実施の公立高校入学者選抜の実施状況を発表した。募集人員37,550人に対し、合格者数は33,150人で、定員充足率は88.3%だった。合格者の平均点、正答率、学校別の受検者数と合格者数などを公表している。

 平成27年度入試で学校裁量問題を実施した学校は、新たに根室高校が導入し40校50学科となり、各学校の特色を活かした選抜が行われた。今回公表された入試実施状況の報告書は、中学校での進路指導や学習指導の資料として活用してもらうのが目的。

 出願状況は、募集人員37,550人に対し、出願者総数が37,480人、合格者数(第2次募集による合格者を含む)が33,150人で、定員充足率(合格者数/募集人員×100)は88.3%となった。出願者数が募集人員に満たない学科は、全日制で351学科にのぼる。

 全日制合格者の学力検査の平均点は、300点満点中、標準問題選択者が149.4点、学校裁量問題選択者が216.9点となった。教科別の平均点も公表されている。

 合格発表後に開催されている公立高等学校入学者選抜学力検査問題等研究協議会では、国語は「難易度のバランスに配慮した出題を検討してほしい」、数学は「受検者の思考の過程をより一層的確に把握することができるような問題の出題を検討してほしい」、英語は「自分の考えを表現する問題について、出題形式や内容を工夫するなどして、一層充実させるよう検討してほしい」、学校裁量問題は「思考力や表現力を問う問題を出題してほしい」という意見があげられた。
《工藤めぐみ》

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