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「自分はダメな人間」最多、高校生の自尊感情低…4国比較

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自己評価
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  • 自然体験と自尊感情の関係
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  • 平日、一日インターネットを利用する時間
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  • インターネットの利用について
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 日本の高校生は米中韓の高校生に比べて自尊感情が低いことが8月28日、国立青少年教育振興機構の調査報告書から浮き彫りとなった。「人並みの能力がある」などの回答が4か国中もっとも低く、「自分はダメな人間だと思うことがある」とする回答は4か国中最多だった。

 調査は2014年9~11月、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象に実施した。

 自分について「そう思う」「まあそう思う」と回答した割合は、「人並みの能力がある」55.7%、「体力には自信がある」43.5%、「勉強が得意な方だ」23.4%。いずれも4か国中もっとも低い割合で、「勉強が得意な方だ」の項目にいたっては、アメリカや中国と3倍近い差が出た。

 一方、「自分はダメな人間だと思うことがある」という項目は、中国56.4%、アメリカ45.1%、韓国35.2%に対し、日本は72.5%と高い割合を示した。

 同機構によると、4か国とも自然体験と正義感・思いやり、自尊感情には相関関係があり、自然体験が豊富な生徒は自尊感情が強い傾向にあった。また、弱い者いじめを注意したり、お年寄りを手助けしたり、道路や公園のごみを拾うなど、正義感・思いやりのある行動を多くした生徒は自尊感情が強い傾向も見受けられるという。

 このほか、インターネットの利用については、「1日4時間以上」とした割合は、アメリカ32.6%、日本12.2%、中国10.8%、韓国7.7%と、アメリカについで多かった。インターネット上だけのつきあいで、実際に会ったことがない友達が「50人以上」とした日本の高校生は11.3%だった。

 「LINEやTwitter、FacebookなどのSNSを利用する」とした日本の高校生は82.9%で、4か国中最多。「インターネット上でのつきあいは危険やトラブルに巻き込まれる可能性がある」と回答した人の割合も4か国中もっとも多く、90.4%に達した。
《奥山直美》

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