ランドセル選びの決め手は「色」…購入時期は9-10月と早期化傾向に

 ランドセルを選ぶ際に、保護者、子どもともに一番重視していることは「色」であることが、ベネッセ教育情報サイトが実施したアンケート結果から明らかになった。購入時期も年々早期化しており、現在の小学1年生については9月~10月の時期の購入がもっとも多かった。

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 ランドセルを選ぶ際に、保護者、子どもともに一番重視していることは「色」であることが、ベネッセ教育情報サイトが実施したアンケート結果から明らかになった。購入時期も年々早期化しており、現在の小学1年生については9月~10月の時期の購入がもっとも多かった。

 同調査は、ベネッセ教育情報サイトのサイトメンバーのうち公立小学校1年生の保護者と、来春公立小学校に入学を予定している児童の保護者100人を対象に、7月8日~14日の期間に実施したもの。

 来春入学予定の保護者にランドセルをいつごろ準備する予定かたずねると、「12月」が25.6%ともっとも多いのに対し、小1の保護者が実際に準備した時期は「9月」がもっとも多く23.0%、ついで「10月」14.8%と約4割が9月~10月の時期に購入していた。前年の同アンケートでは、実際の購入時期のピークが「12月」であったことから、早期化の傾向が年々強まっていることが伺える結果となった。

 また、ランドセル選びの決定ポイントは、保護者、子どもともに圧倒的に「色」という結果に。特に子どもがこだわった点については83.3%が「色」と回答。ランドセルの質が向上していることもあり、「軽さ」「耐久性」「収納」といった機能面では大きな差はつかなかった。

 カラーバリエーションが豊富になってきた近年のランドセル市場だからこそ「色」選びが重要なポイントになっているが、小1保護者が実際に購入した色について聞いたところ、男子は65.5%が「黒」と回答。ついで「紺」20.7%、「緑」6.9%と続いたが、ベーシックな黒の人気は歴然だった。一方、女子は人気が分散し、「赤」34.4%、「ピンク」28.1%、「水色」12.5%、「茶」12.5%という結果に。6年間使うランドセルだからこそ、保護者は、機能性はもちろんデザインや色など長い目で使い続けられるものを選ぶアドバイスをしているようだ。
《畑山望》

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