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「宿題代行サービス」5割が容認…背景は学校教育への不安

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宿題代行サービスに関する調査結果
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  • Famm
 子どもの写真整理アプリ「Famm(ファム)」を運営するタイマーズが、今年話題となった「宿題代行サービス」に関する子育て夫婦の意識調査を実施、容認する親が5割にのぼることが明らかになった。背景には、学校教育への不安などが影響しているという。

 Fammは、子どもの写真を簡単に共有・整理できる子育て家族向けアプリ。子育て夫婦に新しい子どもの写真・成長記録管理と家族間コミュニケーションを提供している。今回の調査は、8月21日から26日の期間にFammを利用する男女を対象にインターネットで行ったもの。回答者は220名であった。

 調査によると、「宿題代行サービス」の認知度は45.9%と約半数であったが、宿題代行サービスを利用する人に共感・理解するかという質問に対しては、「共感できないが理解はできる」「一部共感する」なども含め、51.7%と半数以上が共感・理解すると回答した。一方で、実際に子どもに利用させたいと答えた親は12.4%にとどまった。

 容認派が多い理由には、学校教育への不安が影響しているようだ。学校が十分な教育を提供できていると思うかとの質問に対し、約70%が「できていない」と回答しており、「書道」「自由研究」「読書感想文」「日記」などは、親自身夏休みの宿題としてあまり意味がなかったとしている。

 しかし、宿題代行サービスによって受験に集中するどころか学力低下を懸念するという声は76.3%と多数を占めており、68.2%が宿題代行サービスが今後規制の対象となるのではないかと回答。サービスが出てきた背景や利用する人がいる事実に一定の理解は示すものの、課題をやりきるという自律心がつく、という点で宿題に意義があるとする傾向が多いことが今回の調査で明らかになった。
《畑山望》

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