ハイブリッドロケット設計&伊豆大島で打ち上げ、高校生募集

 千葉工業大学は、高校生がハイブリッドロケットの設計・製作から打ち上げまでを行う「ロケットガール&ボーイ養成講座」を10月から3月まで開催する。ロケットの製作技術のほか、プロジェクトマネジメントやチームワークも学ぶことができる。

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ロケットガール&ボーイ養成講座
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 千葉工業大学は、高校生がハイブリッドロケットの設計・製作から打ち上げまでを行う「ロケットガール&ボーイ養成講座」を10月から3月まで開催する。ロケットの製作技術のほか、プロジェクトマネジメントやチームワークも学ぶことができる。

 ハイブリッドロケットとは、液体の触媒と固体の燃料を組み合わせて推進剤とするハイブリッドエンジンを使うロケット。火薬などを使わないので比較的安全性が高く、大学などで行われるロケット実験に多く使用されている。打ち上げると、数100メートルもの高度に達するという。

 同講座では、大学生のティーチング・アシスタント(T.A)によるサポートを受けながら、高校生だけでロケットの設計・製作から打ち上げまでを実現していく。各地域でチームを結成し、限られたリソースを使いながらよりよいものを製作するため、プロジェクトマネジメントやチームワークも学べるという。

 10月11日・12日に千葉工業大学・新習志野キャンパスでのキックオフミーティングから講座はスタートする。その後、伊豆大島や同大の御宿研修センターなどでの実験・製作などを経て、3月19日から21日に伊豆大島でロケットの打ち上げが予定されている。

 参加費は無料だが交通費は自己負担、宿泊費は一部自己負担となる。参加希望者は、Webサイトより参加申込書をダウンロードして必要事項を記入しFAXで申し込む。定員は最大20名となり、応募者が多い場合は抽選となる。

◆千葉工業大学「ロケットガール&ボーイ養成講座」
開催期間:10月~2016年3月
対象:高校生
定員:最大20名(応募者多数の場合は抽選)
申込方法:Webサイトから参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえFAXで送信
申込締切:10月2日(金)
参加費:無料 ※交通費は自己負担、宿泊費は一部負担
《外岡紘代》

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