ノーベル化学賞、受賞は英米3名…10/9平和賞・10/12経済学賞

 10月5日から行われている2015年のノーベル賞発表において、10月7日、「ノーベル化学賞」の受賞者が発表された。5日に医学・生理学賞を受賞した大村智氏、6日に物理学賞を受賞した梶田隆章氏に続く国内の受賞者に期待が集まっていたが、日本人は受賞ならなかった。

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  • 大村氏の受賞を祝福する山梨大学
  • 梶田氏が所長を勤める東京大学宇宙線研究所
 10月5日から行われている2015年のノーベル賞発表において、10月7日、「ノーベル化学賞」の受賞者が発表された。5日に医学・生理学賞を受賞した大村智氏、6日に物理学賞を受賞した梶田隆章氏に続く国内の受賞者に期待が集まっていたが、日本人の受賞はならなかった。

 2015年のノーベル賞発表は10月5日から行われており、10月7日はノーベル化学賞が発表された。10月5日には、「寄生虫病に対する新しい治療法の発見」に対する功績が高く評価され、北里大学特別栄誉教授の大村智氏が医学・生理学賞を受賞。10月6日には、ニュートリノに質量があることを発見し素粒子物理学を進展させたことが評価され、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章氏が物理学賞を受賞した。

 日本科学未来館ブログ「科学コミュニケーターブログ」では、「予想が難しい」としながらも、澤本光男博士、春田正毅博士、遠藤章博士など国内の博士の受賞に期待していた。10月7日の発表でノーベル化学賞を受賞したのはTomas Lindahl氏(英国)、Paul Modrich氏(米国)、Aziz Sancar氏(米国)の3名。同ブログでは、評価された「DNA修復の研究」について速報を掲載している。

 今後は10月9日に平和賞、10月12日にアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞(経済学賞)の発表が控えている。
《佐藤亜希》

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