鍋も食べちゃう、フレデリック・カッセルの秋冬新作ケーキ

 フレデリック・カッセルから10月以降に発売されるアントルメやプチガトーから2016年のバレンタイン向けのコレクションまで一気にお披露目された。

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カッセル氏(写真中央)とディエゴ氏(写真左)
  • カッセル氏(写真中央)とディエゴ氏(写真左)
  • 「ココット・トロンプ・ルイユ」 5000円
  • 10月14日より販売される「ソーフレッシュ(So Fresh)」700円
  • 「コレクション・ド・ノエル 2015」。「ルージュ ピスターシュ」(写真右 5000円)は銀座三越、「ミルフイユ イチゴ」(写真中央 6000円)は伊勢丹新宿店、「ブッシュ モンブラン ジュール」(写真左 5000円)は小田急百貨店での限定販売
  • 「ガレット・デ・ロワ オリエント」2200円 
  • 2016年1月下旬発売開始予定の「カデナ・ダムール」6個入り 3000円
  • 「ヴァレンタイン&ホワイトデー限定ボンボンショコラアソート」 15個入り 4700円
フランス・パリ郊外のフォンテーヌ・ブローに店とアトリエを構え、フレデリック・カッセル(Frederic Cassel)から2015年10月以降に発売されるアントルメやプチガトー、クリスマスケーキ、2016年度版のガレット・デ・ロワ、そしてバレンタイン向けのコレクションまで一気にお披露目された。

なかでも最後に発表された「ココット・トロンプ・ルイユ」は会場から驚きの声があがった一品だ。ココット(鍋)のなかにはぶどう山椒の香りを移したオレンジのシロップを染み込ませたヘーゼルナッツのビスキュイと、その上にフレッシュオレンジとコーヒー風味のマスカルポーネを絞ったガトー。「お料理のように喜びや時間を共有する」というコンセプトで生まれたコレクションなのだが、なんとこのココット自体がチョコレートでできていて、食べることができる。「トロンプ・ルイユ」とは、だまし絵を意味する。ティラミスのような構造で、スプーンですくって食べるのがおすすめだという。

誕生のきっかけは、フレデリック・カッセルで商品開発を担当しているグレゴリー氏がフランスのテレビ番組への参加だった。その決勝戦でのテーマが「目を錯覚させる」。そこでグレゴリー氏は、日本でもル・クルーゼやストウブで知られるココットを模したケーキを製作し、見事優勝を果たした。

サイズは大きな「アントルメ」(7,500円)のほか、ひとり分程度の「プチガトー」(1,400円)もある。こちらの販売は11月25日から。

「これは親しい人たちと分け合っていただくというコンセプトなので、小さいサイズもありますが、みんなで食べられる大き目のサイズをおすすめしたいと思っています」(カッセル氏)

鍋ごと食べられるケーキも登場!フレデリック・カッセル、秋冬の新作発表

《北本祐子》

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