【中学受験2016】SAPIX講師が時事問題のポイントをWebで解説

 SAPIXと読売新聞が運営するWebサイト「じじもんスクラム」。SAPIX講師が中学入試対策として、受験に重要だと思われる新聞記事を取り上げる。毎週1回更新され、ポイント解説や月1回の「復習問題」に挑戦できる。

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 SAPIXと読売新聞が運営するWebサイト「じじもんスクラム」。SAPIX講師が中学入試対策として、受験に重要だと思われる新聞記事を取り上げる。毎週1回更新され、ポイント解説や月1回の「復習問題」に挑戦できる。

 中学入試では、「時事問題」に関する出題が多くなっていることから進学塾では専用の講習を開催、ニュース本や問題集を出版するなどしている。また、SAPIXは2015年度の中学入試では、多くの学校が社会で起きた出来事を題材にした問題を出題していたことから、日常的に時事問題の対策をしていたかで得点に差がつくと予想。時事問題に対応するためには知識を覚えるだけではなく、社会で起きている出来事に積極的に向き合い、自分の言葉で説明できるようにすることが大切だという。

 そこで、SAPIXと読売新聞は共同で「じじもんスクラム」を開設。毎週水曜日に、サピックスの社会科講師が読売新聞朝刊の記事を4~6本程度取り上げて、「見出し」とともに注目してほしい「ひと言ポイント」を掲載。該当する記事の日付けやページ番号などが載ったページをプリントアウトし、記事を探して切り抜く。切り抜いた記事はノートなどに貼ってスクラップする。

 10月~11月の見出しでは「中国一人っ子政策廃止」や「日中韓首脳会談 定例化」などがピックアップされている。「じじもんスクラム」が大切にしていることは、子どもとの会話。小学生にとっては難解な内容を保護者が一緒に新聞を読み、身近な先生になってほしいという。月に1回、「復習問題」を更新。4週分のスクラップした記事が出題範囲となり、採点は保護者が行う。

 じじもんスクラム内には「SAPIXが考える 中学入試の時事問題対策」コーナーも設置。2016年度版の時事問題の分析と傾向を掲載し、時事問題学習の重要性や分析と傾向を保護者らにアドバイスしている。

 「じじもんスクラム」の情報は無料だが、サイトを利用するには読売新聞の購読が必要。毎週水曜日に更新される「今週のチェック記事」は、前の週の火曜からその週の月曜朝刊までの内容になる。
《田中志実》

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