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【大学入試2016】入試直前動向まとめ、「文高理低」鮮明…出願動向へ影響は?

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大学志願者の変化
  • 大学志願者の変化
  • 第3回全統マーク模試受験状況と志望動向
  • 国立大学の学部再編
  • 国立大学の学部再編
  • 学部再編大の志望動向例
  • 私立キャンパス移転の影響
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 河合塾が12月11日、第3回全統マーク模試データからみた2016年度大学入試直前動向をまとめた。“文高理低”がより鮮明となり、国立大の学部再編ラッシュなどの大学改革は受験生の出願動向にも大きな影響が予想される。

 河合塾が模試データからまとめた2016年度入試の受験環境と志望動向では、大学志願者は2015年度67万人から2016年度予測66万人とほぼ前年並みとの見込みを示した。センター試験の志願者数は前年比101%となり、センター試験を利用する大学が増えたことなどが要因し微増した。

 学部系統別志望動向では、国公立理系増加率が前年と同じなのに対し文系は前年比108%。私立理系では前年比105%に対し文系112%となった。文系学部の受験生の増加率が高くなり、2015年度に続き、数年前とは一転した「文高理低」の志望傾向がみられた。

 国立大については学部再編の動きの特徴を、教育学部のゼロ免課程の廃止、「国際」「地域」名称の学部新設、文系学部から理系学部への入学定員のシフトの3つにまとめた。

 学部再編については、たとえば岩手大では定員減となる人文社会科学部で志望者が大きく増加する一方、定員増の理工学部では志望者がそれほど増えていなかったり、千葉大で新設された国際教養学部が他学部に比べ受験生に認知されていなかったりするなど、受験生の志望動向と改革の動きが現時点では連動していないケースがみられるという。

 また、私立大では相次ぐキャンパスの移転・新設について、埼玉県久喜市から都内へ移転する東京理科大(経営)では志望者数が前年比171%となることなど、志願者増加に直結する動きを取り上げている。

 そのほか、河合塾は、2016年度入試を「大学志願者数 大きく変わらず」「進む大学改革・入試改革」「新課程への全面移行」「受験生の志望」の4つのポイントで解説し、まとめている。まとめや分析結果の詳細は、河合塾ホームページおよび河合塾大学入試情報サイト「Kei-Net」で確認できる。
《勝田綾》

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