子ども服を物々交換、月216円で参加可能

 BLUE STYLEは25日、子供服の物々交換サイト「Lynks(リンクス)」のサービスを2月1日にスタートすると発表した。プレオープンは昨年11月1日からすでに行っている。

デジタル生活 保護者
子供服の出品例
  • 子供服の出品例
  • ロゴ
 BLUE STYLEは25日、子供服の物々交換サイト「Lynks(リンクス)」を2月1日に開始すると発表した。現在はプレオープン期間として、昨年11月1日からサービスを展開している。

 同サイトは幼児から小学校高学年までを対象とした子供服の物々交換サイト。物々交換サイトはほかにも見られるが、アイテムを子供服に絞り込み、子供の成長とともに衣類のサイズが合わなくなるという課題をビジネスチャンスとした。ネットを使って商圏を広げることで、着実な需要を見込む。

 物々交換とはいえ、ユーザー同士が直接やりとりすることはない。子供服が不要になった場合にユーザーはそれを同サイトへ送る一方で、子供服が必要な場合には同サイト上で紹介されている商品を選んで入手する。

 ここでポイントとなるのは、子供服の場合、不用品を提供するユーザーが新たな品を求めるユーザーであること。そこで、ユーザーが不要の衣類を1枚提供すると、別の欲しい衣類を1枚手に入れられるというシステムだ。

 リサイクルショップのように、古着を売って金銭やポイント(ウェブマネー)などを獲得し、古着を購入する際に金銭やポイントなどで支払うといったことがない。そのため、サイト上での取引はあくまでも物々交換のスタイル。ユーザーが負担するのは、同サイトの月額使用料(会員費)となる216円のみだ。

 今後は、メーカーやショップとの提携によりアイテム数を増やすほか、全洋服をクリーニングした状態で提供できるように、クリーニングサービスとの提携を考えているという。子供服に限らず、“物々交換”をビジネスチャンスにできるジャンルはほかにもありそうだ。

ネットで“おさがり”を実現、子供服の物々交換サービス

《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top