【大学受験2016】東大「地歴」直前対策まとめ…Z会東大生講師が伝授

 Z会グループが首都圏で展開する個別指導教室「Z会東大個別指導教室プレアデス」では、2月24日までの期間、東大合格を目指す受験生を対象に現役東大生講師による直前講習を開講している。今回は入試間近の受験生向けに「地歴」の直前勉強法を紹介したい。

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Z会東大個別指導教室プレアデス
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 Z会グループが首都圏で展開する個別指導教室「Z会東大個別指導教室プレアデス」では、2月24日までの期間、東大合格を目指す受験生を対象に現役東大生講師による直前講習を開講している。今回は入試間近の受験生向けに「地歴」の直前勉強法を紹介したい。

 プレアデスで講師を務める現役東大生は、東大合格のための「地歴」直前期勉強法のポイントとして3つあげている。

 ひとつは、最後の知識補充は論述対策を意識すること。東大の二次試験は論述問題が主体。確かな知識がないと答案を作ることは難しいという。追い込み期に模試の復習や過去問を解く過程で不安な個所をみつけたら必ず知識を確認し、その意義や周辺知識との関連を含めて確認することで、二次試験の論述対策につながるという。

 論述問題の演習を徹底することも重要な勉強法だ。特に、東大の二次試験対策の肝である論述対策については実際に書くことに時間を割く必要があるという。教科書や用語集を見ながらでも解答をまとめる練習を行い、書いた答案は学校の先生などに必ず添削してもらうことで自分では気付かない書き方の癖や欠けている視点を指摘してもらうことが大事だという。

 さらに、科目ごとの傾向をつかむことも二次対策には有効だ。世界史では、大論述のリード文をしっかり読み込み求められている答案を書くことが攻略のポイント。教科書の学習分野の垣根を超えて知識を結びつける問題が多いという傾向もある。日本史は明らかな頻出分野があり、過去問演習を積むことで傾向が見える。そのため、短期集中でその分野を中心に復習することが効果的。地理は満遍なく広い範囲から出題されているため、記号問題など基礎的な問題をとれるよう、全分野の基礎を網羅しておく必要がある。東大に特徴的な地形図や陸水などの分野、図表の解釈を押さえておくこともポイントだ。

 プレアデスの直前講習では、対策が遅れがちな地歴科目について東大生講師が自らの経験を踏まえながら1対1で指導を行っている。また、次年度以降の東大入試に向けてスタートダッシュを切りたい高校1・2年生、中学生に向けた講座も開講している。
《畑山望》

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