【高校受験2016】都立高校(2日目)出願状況・倍率…女子広尾3.16倍、男子日比谷2.61倍

 東京都教育委員会は2月5日、平成28(2016)年度東京都立高校入学者選抜の応募状況(2日目締切状況)を発表した。全日制普通科の平均倍率は1.60倍。学校別では、広尾高校の2.74倍がもっとも高かった。今後、願書の取下げ、再提出を経て、16日に最終応募状況が確定する。

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 東京都教育委員会は2月5日、平成28(2016)年度東京都立高校入学者選抜の応募状況(2日目締切状況)を発表した。全日制普通科の平均倍率は1.60倍。学校別では、広尾高校の2.74倍がもっとも高かった。今後、願書の取下げ、再提出を経て、16日に最終応募状況が確定する。

 全日制普通科(コース、単位制、島しょ、海外帰国生徒対象以外)は、106校の募集人員21,902人に対し、35,043人が応募。倍率は、前年度より0.03ポイント高い1.60倍となった。男女別では、男子1.57倍(前年度1.56倍)、女子1.64倍(前年度1.58倍)。全日制普通科合計の倍率は1.57倍で、昨年度1.55倍より微増。

 全日制専門学科は、39校の募集人員5,436人に対し、6,736人が応募。倍率は、前年度より0.03ポイント低い1.24倍となった。学科別では、国際科2.29倍、芸術科2.17倍、科学技術科1.78倍などが高かった。

 全日制合計(普通科・専門学科・総合学科)を見ると、1.51倍で昨年度の1.50倍から微増だった。

 学校別の倍率をみていくと、普通科(コース、単位制以外)は、広尾(渋谷区)の2.74倍がトップ。昨年同時期の倍率2.44倍から増加した。ついで青山(渋谷区)2.60倍、目黒(目黒区)2.44倍、足立東(足立区)2.28倍、東村山(東村山)2.27倍、戸山(新宿区)2.22倍と続いている。日比谷(千代田区)は昨年同時期に2.89倍だったが、平成28年度は2.50倍に下がった。

 男女別で倍率が高かったのは、男子では日比谷2.61倍、青山2.60倍、秋留台(あきる野)2.50倍、広尾2.37倍、戸山2.36倍など。女子では広尾3.16倍、目黒2.78倍、青山2.60倍、足立東2.47倍、深川(江東区)2.40倍、日比谷2.39倍などとなっている。

 第一次募集および分割前期募集の入学願書受付は、2月4日と5日に実施された。今後、15日午前9時から午後3時まで入学願書取下げ、16日午前9時から正午まで入学願書再提出が行われ、16日に最終出願状況が確定する。学力検査は2月24日、合格発表は3月2日。
《奥山直美》

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