【高校受験2016】神奈川県の志願変更前倍率…希望ヶ丘1.73倍前年比大幅増

 2月8日に志願変更締切日を迎える平成28年度神奈川県公立高校入試。市進受験情報ナビでは、倍率の上下がわかる「2016年春神奈川県立・市立応募者増減一覧」を公開している。志願変更前の倍率では、希望ヶ丘が2015年度の1.13倍から1.73倍へと大きく上昇した。

教育・受験 中学生
市進受験情報ナビ
  • 市進受験情報ナビ
  • 市進受験情報ナビ「高校入試速報」
 2月8日に志願変更締切日を迎える平成28年度神奈川県公立高校入試。市進受験情報ナビでは、倍率の上下がわかる「2016年春神奈川県立・市立応募者増減一覧」を公開している。志願変更前の倍率では、希望ヶ丘が2015年度の1.13倍から1.73倍へと大きく上昇した。

 市進受験情報ナビは、首都圏の国立・私立・都立・県立高校受験に関する偏差値、難易度、入試システムなどを掲載している。「高校入試速報」では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の公立高校入試の出願倍率や結果速報を伝える。

 2月2日に更新された志願変更前の「神奈川県 県立・市立出願状況」をみると、全日制課程の応募倍率は1.22倍、前年度より0.02ポイント上昇した。出願時の応募倍率が1.6倍を超えた高校(普通科)は、横浜翠嵐2.20倍、希望ヶ丘1.73倍、大和1.73倍、湘南1.72倍、多摩1.68倍、深沢1.61倍となっている。

 「2016年春神奈川県立・市立応募者増減一覧」によると、出願時の応募者が100人以上増えた高校(普通科)では、希望ヶ丘189人増、横浜南陵(一般)151人増、港北134人増、七里ガ浜112人増、住吉110人増など。希望ヶ丘は、前年度の倍率1.13倍から1.73倍へ大幅に増加した。

 一方、100名以上減少した高校では、岸根123人減、大和東123人減、横浜緑ヶ丘120人減、川和102人減となっている。大きな減少があったとはいえ、横浜緑ヶ丘は倍率1.54倍(前年度比0.43ポイント減)、川和は倍率1.58倍(前年度比0.39ポイント減)と比較的高い倍率を保っている。

 市進受験情報ナビでは、平成28年度入試を全体としてはわずかながら前年度より厳しくなるとみている。出願締切時の結果を見るときのポイントとして、倍率が上昇している高校は志願変更時に受験生が敬遠し、予想よりも厳しい倍率にならない場合もあるという。また、反対に倍率が低下している高校に流入し、ゆるやかにならない可能性もあるとしている。

 神奈川県公立高校の志願変更期間は2月8日まで。その後は、学力検査が2月16日に、面接および特色検査が2月16日から18日の期間に実施され、2月29日に合格発表が行われる。

 市進受験情報ナビでは、神奈川県だけでなく、東京都や千葉県の応募者増減一覧も公開している。
《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top