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【高校受験2016】千葉県公立前期<数学>講評…高得点取りづらい試験

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2016年度 千葉県公立 前期 数学 講評
  • 2016年度 千葉県公立 前期 数学 講評
 平成28度千葉県公立高等学校の前期選抜が2月9日(火)、全日制課程の129校209学科で実施された。予定人員22,752人に対し志願者数は39,715人、平均倍率は1.75倍だった。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「数学」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<数学>講評(SAPIX中学部 提供)

 例年大問5題で構成され、大問1は計算小問、大問2は小問集合、大問3~5では平面図形、関数、数の規則性、文章題などが出題されます。作図、図形の証明、確率、関数は毎年出題され、ここ数年は資料の整理も頻出です。今年も、大問3、4、5が二次関数、平面図形、規則性の文章題という出題形式に変更はありませんでした。しかし、例年より難度の高い問題が複数あり、高得点の取りづらい試験だったと思われます。基本問題で取りこぼさないことに加え、思考力を要する問題に粘り強く挑む練習が必要でした。

1 計算小問
 基本的な計算が6問出題されました。例年通り、短時間で確実に正解することが求められる問題です。
2 小問集合
 (1)球の体積と表面積、(2)資料の整理、(3)文章題、(4)確率、(5)作図でした。どの問題も千葉県では頻出単元なので、対策の有無で差がついたかと思われます。特に、(5)の作図は、初見では難しい問題でしたが、有名な解法なので得点したいところです。
3 二次関数
 二次関数と図形の融合問題でした。(2)「1」が例年より難しく、やや解答しづらいと感じたかもしれません。ただし、幅広く関数の問題を解いてきた受験生であれば十分対応できるレベルであるため、得点差がつきやすい問題でした。
4 平面図形
 円の中にできる相似を利用する問題でした。(1)の証明は、図形の性質を段階的に利用する必要があったため、出題意図を読み取れないと失点する可能性があります。(2)は(1)の穴埋めがヒントになっているということに気がつけるかどうかがポイントでした。
5 数の規則性
 公倍数を利用する数の規則性の問題でした。(1)は数えることで解ける問題でしたが、(2)以降は慎重な思考と丁寧な数え上げが求められるやや難度の高い問題でした。時間内に完答することは難しかったと思われます。
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 このレポートは2016年2月10日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。

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 なお、SAPIX中学部は新小学6年生、新中1~3年生と保護者を対象とした「高校入試分析会2016」を3月12日より順次実施する。東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の5会場で実施され、各地域の公立高校や難関国私立高校について、数値を交えての具体的な体験談など、地域に合った説明を行う。分析会の参加申込みおよび会場別の実施日程は、SAPIX中学部のWebサイトを確認する必要がある。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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