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【JAPAN EXPO IN THAILAND 2016】タイ名門校生がビジネスプラン発表、国内5大学も参加

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1位を獲得したチュラロンコン大学学生チーム
  • 1位を獲得したチュラロンコン大学学生チーム
  • 優勝チームのビジネスプランは、タイのハーブとフルーツを使った美容マスク
  • ブースのようす
  • 出場チームと審査員で記念撮影
  • ブースのようす
  • ジェイエデュケーション 長谷川卓生代表
  • 審査員を務めたKritinee Pongtanalert氏はチュラロンコン大学でマーケティングを教える
  • 審査委員を務めたアジア・ダイナミック・コミュニケーションズ株式会社代表 佐藤大輔氏
 タイ・バンコクの「サイアム・パラゴン」で2月12日から14日までの3日間、「JAPAN EXPO IN THAILAND 2016」が開催された。日本国内からは、東海大学、東洋大学、明治大学、活水女子大学、福井工業大学の5大学が参加した。

 「JAPAN EXPO IN THAILAND 2016」は、日本の教育機関や企業が集結し、日本への留学や日系企業への就職を目指すタイ人学生に向けた展示会。2015年に続き、2016年で2回目の開催となる。初回となった2015年の開催では167社のブースが出展し、第2回となる今年は出展ブースが200を超え、さらなる盛り上がりを見せていた。

 出展企業は「EDUCATION」「JOB」「EXPO」「FOOD」と4つのゾーンに分類され、EDUCATIONゾーンには大学や日本語学校、専門学校などをはじめとした44のブースが出展した。日本国内から参加した大学は、東海大学、東洋大学、明治大学、活水女子大学、福井工業大学の5大学。留学を検討する学生たちやその保護者とで、それぞれのブースが賑わっていた。タイからの留学生は近年急増しており、日本からも40を超える大学がタイに拠点を置くなど、学生の獲得に積極的だ。

 東洋大学は、第1回の「JAPANEXPO IN THAILAND 2015」に続き今年も出展。東洋大学のカノクラッタナー・ネーロムウォン氏によれば、東洋大学は本展示会を含めタイの各地で実施される学校説明会に出展し、タイ国内での認知度を上げる活動に取り組む。出展後は学生からの問い合わせが増えるなど、手ごたえもあるという。昨年度の留学生数は117人であったが、2016年度には148人が加わり、265名となる見込み。

 東海大学の富田氏によると、日本への留学を検討する参加者からは、奨学金や授業料に関する質問が多く、また日本語能力が十分でない場合は、試験の難易度や合格への不安を相談されることもある。東海大学には現在730名の留学生が在籍し、タイ人留学生は86名にのぼる。東海大学は2003年と2013年に拠点をタイに開設するなど、タイ人留学生の獲得に積極的な大学のひとつだ。

 大学のなかには、留学生向けの日本語クラスを入学前に開講したり、留学生向けの奨学金制度を設けるなど、海外からの学生が留学を検討しやすい環境の整備が進む。今後はさらに、タイだけに留まらず、留学生はさらに増えてくだろう。

 「JAPAN EXPO IN THAILAND 2016」では2月13日、タイの大学生による「JAPAN BUSINESS PLAN PITCH」が開催された。事前審査を勝ち抜いた10チームが参加し、日本とタイとを繋ぐさまざまなビジネスプランを発表した。優勝チームには、日本の企業見学が賞品として贈呈される。

 見事優勝を勝ち取ったのは、チュラロンコン大学の女子学生3人からなるチームで、日本女性の美容への関心の高さに注目し、オリジナルの「美容マスク」を考案。タイのハーブやフルーツを使ったオリジナルマスクで、肌への効果はもちろんのこと、パッケージにも工夫を凝らす。タイの文学と関連したオリジナルのキャラクターを起用し、消費者にはマスクの購入を通じて、タイの文化にも理解を深めてもらうねらいだ。

 現地のフリーペーパーやSNSを使ったプロモーション戦略や販売チャネルの構想が具体化されるなどビジネスとしての可能性の高さと、彼女たちのエネルギー溢れるプレゼンテーションが評価されての優勝となった。

 本展示会を共催するジェイエデュケーションの長谷川卓生代表は、来年もJAPAN BUSINESS PLAN PITCHを実施したいと述べ、参加者に対し「在学中であれば、次回もぜひ再挑戦してほしい」とエールを送った。
《横井真里》

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