埼玉県教育委員会は2月22日午後8時、平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜一般募集の入学志願者数や志願状況、倍率を公表した。全日制普通科の募集人員（入学許可予定者数）28,868人に対し、志願者数は35,737人で倍率は1.24倍。昨年同時期倍率1.22より0.02ポイント増加した。 平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜一般募集は、2月18日まで郵送で出願書類を受け付け、志願先高等学校への持参による出願を2月22日正午で締めきった。一般募集の募集人員は28,868人で、35,737人が志願した。志願倍率は1.24倍。 全日制普通科の各学校の倍率は、大宮1.65倍、浦和1.35倍、浦和第一女子1.41倍、春日部1.41倍、川越1.53倍、川越女子1.61倍など。普通科でもっとも倍率が高かったのは、さいたま市立浦和で2.03倍。浦和西も1.69倍と高倍率。 全日制の理数に関する学科（理数科）の全体倍率は2.20倍と高倍率で、大宮、熊谷西、越谷北、所沢北、松山、市立大宮北のいずれの理数科とも倍率は1.50倍以上。理数科でもっとも倍率が高かったのは大宮で2.80倍。熊谷西は昨年同期倍率の1.08倍より大幅増の1.55倍。 各学校・学科ごとの詳細な志願状況一覧は埼玉県教育委員会Webサイトで確認できるほか、埼玉県教育委員会が提供するインターネットサービス「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」で随時志願倍率速報を学校名やエリア別で検索できる。 平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜一般募集は今後、2月24日・25日に志願先変更を1回に限り受け付ける。3月2日に国語・数学・社会・理科・リスニングを含む英語の学力検査を実施し、3月10日午前9時に合格発表を行う。
