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【高校受験2016】東京都立高校入試<英語>講評…資料読み取りで英文量増加

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2016年度 東京都立高校 講評 英語
  • 2016年度 東京都立高校 講評 英語
 平成28年度東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が2月24日に実施された。全日制募集人員31,942人に対し最終応募人員は48,119人で、倍率は1.51倍だった。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<英語>講評(SAPIX中学部 提供)

 リスニング・資料の読み取り・対話文・物語文の4題構成です。設問は、全体を通して内容に関する記号選択問題が大半を占めています。話の流れや心情の変化、登場人物それぞれの意見など、細かい部分を正確に把握する必要があります。また日本語による記述は出題されず、英語による記述が必ず出題されるのも特徴の1つです。その英文記述は、大問2の設問3の配点が高く設定されています。文法・内容ともに正しい文を書くことが重要です。

1、リスニング問題:小問数5
 例年通り、問題Aと問題Bに分かれています。問題Aは男性・女性による3つの短い対話文でした。それぞれに対する質問が1つずつあり、適切な英文を選択肢から選ぶ形式、問題Bは短い英文が読まれ、その内容に関する2つの質問に対し英語で答える形式です。

2、資料の読み取り(約420語):小問数4
 昨年より英文の量は増えましたが、形式は例年通りでした。設問1と設問2では図表をともなう対話文の穴埋めを完成させる選択問題、設問3では、150語程度のEメールの内容に関する選択問題が1つ、指定されたテーマに関する英文記述が1つ出されています。英文記述は、与えられたテーマについて3つの英文で解答する形式で、配点が高くしっかりと正解したい大問でした。

3、対話文の読解(約440語):小問数7
 博物館で日本文化に触れた3人の日本人高校生と、1人のアメリカからの留学生が、着物について語り合う内容でした。英文の内容と一致する文章を選ぶ設問、文中で省略されている語句や日記の空所に入る語句を選ぶ設問がありました。また昨年と同様に、本文の内容に合う英文を完成させるよう、空所に英単語を補う記述式の設問がありました。今年は英文の量が減りましたが、問題の難度は昨年並みでした。

4、物語文の読解(約600語):小問数7
 日本人高校生と、カナダからホームステイに来ている留学生が、職場体験を通じて成長していく物語文です。すべての設問が内容に関するもので、細部まで正確に把握する力が問われていました。設問は空欄補充・文の並べ替え・内容一致・応答文の選択問題です。特筆すべきは問4で、内容に関する質問文への応答が昨年までは英文記述形式でしたが、今年は記号選択になり、昨年に比べて取り組みやすくなりました。
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 このレポートは2016年2月25日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。

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 なお、SAPIX中学部は新小学6年生、新中1~3年生と保護者を対象とした「高校入試分析会2016」を3月12日より順次実施する。東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の5会場で実施され、各地域の公立高校や難関国私立高校について、数値を交えての具体的な体験談など、地域に合った説明を行う。分析会の参加申込みおよび会場別の実施日程は、SAPIX中学部のWebサイトを確認する必要がある。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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