埼玉県教育委員会は2月26日、平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における志願変更後の志願者数（最終）を公表した。全日制普通科の募集人員28,868人に対し、志願者数は35,698人で倍率は1.24倍。もっとも倍率が高いのは、さいたま市立浦和で1.97倍だった。 平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜については、2月24日から2月25日までの志願先変更期間が終了し、入学志願者数が確定した。全日制普通科全体の志願者数は、募集人員（入学許可予定者数）28,868人に対し、志願者数が35,698人で倍率は1.24倍。志願変更期間前の2月22日に発表した倍率と変わらなかった。 全日制普通科のおもな学校の倍率は、大宮1.63倍、浦和1.34倍、浦和第一女子1.40倍、春日部1.41倍、川越1.54倍、川越女子1.58倍など。全日制普通科でもっとも倍率が高かったのは、さいたま市立浦和の1.97倍、ついで浦和西が1.66倍となっている。 全日制理数科の全体の倍率は募集人員（入学許可予定者数）240人に対し、志願者数は510人で最終倍率は2.13倍。志願変更期間前の2月22日に発表した倍率の2.20倍よりやや低くなった。もっとも倍率が高かったのは、大宮で2.73倍。以下、所沢北2.40倍、市立大宮北2.35倍と、いずれも1.50倍以上の高い倍率となっている。 また、定時制普通科全体の志願者数は、募集人員（入学許可予定者数）1,000人に対し、志願者数は398人で、倍率は0.40倍となった。 志願状況の詳細は、埼玉県教育委員会のWebサイトのほか、埼玉県教育委員会が提供するインターネットサービス「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」で、地域・学校ごとの志願倍率などを確認できる。 平成28年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査日は3月2日。面接や実技検査は3月3日に実施される。合格発表は3月10日に行われる。
