名古屋大学、平成29年4月に情報学部を新設予定

 名古屋大学は、平成29年4月に情報文化学部を発展改組し、新たに情報学部(仮称)を設置予定であると発表した。文系・理系の境界を越えた立場から情報学を幅広く学び、それぞれの専門分野において先端的な知識とスキルを身につけた人材育成を目指す。

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 名古屋大学は、平成29年4月に情報文化学部を発展改組し、新たに「情報学部(仮称)」を設置予定であると発表した。文系・理系の境界を越えた立場から情報学を幅広く学び、それぞれの専門分野において先端的な知識とスキルを身につけた人材育成を目指す。

 新たに設置予定の「情報学部(仮称)」では、情報科学技術に関する基礎知識・適用能力と、自然や社会をシステムとして普遍的に理解する能力を養うことにより、システム思考にもとづいて人類の直面する課題を解決し、新しい価値を生み出せる人材の育成を目指している。

 柔軟なカリキュラム編成で、3年生に進級する際に入学時とは異なる学科に進級することが容易になるほか、1・2年生での受講科目にあまり縛られることなく、自分の専門をじっくりと考えて決めることができる。また、クォーター制を採用することで、学生が海外留学やインターンシップに参加しやすくなるという。

 「人間・社会情報学科」「自然情報学科」「コンピュータ科学科」の3学科を設置予定で、学部の改組に伴い、大学院情報科学研究科についても発展的改組を検討中だという。学生定員は145名(うち、10名は3年次編入学定員)。新学部の設置については、文部科学省と協議中のため、学部・学科の名称などが今後変更されることもある。
《外岡紘代》

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