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大学・専門生4割「貯蓄なし」、8割以上は経済的不安

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SMBCコンシューマーファイナンス講義のようす
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 大学生と専門学校生の約4割は貯蓄がなく、8割以上が将来に経済的な不安を抱いていることが、SMBCコンシューマーファイナンスによる調査で明らかになった。高校生でも、7割以上が将来に経済的な不安を持っていた。

 SMBCコンシューマーファイナンスは、学生などがお金に関する正しい知識を習得することを目的とした金融経済教育活動に取り組んでおり、教育セミナーを全国で開催している。調査は、学生の金銭感覚を把握するため、全国のセミナーに参加した大学生・専門学校生8,788名と高校生28,148名を対象に、2015年8月1日から2016年1月31日の期間に実施した。

 大学生・専門学校生に「お小遣いやアルバイト代など自由に使えるお金から現在貯蓄しているか?」と質問したところ、「はい」と答えたのは5,191名だった。「いいえ」と答えたのは3,444名で、全体の約4割の大学・専門生が現在貯蓄していない、あるいはできない経済状況にあることが明らかになった。

 「将来について経済的な不安はあるか」についての問いには、「収入減」と回答した人が3,646名ともっとも多かった。ついで「社会情勢の変化」2,466名、「老後」2,388名となり、「特に不安はない」と回答した人は全体の17%の1,496名にとどまった。大学・専門生の約8割は、将来の給与や生活費など、経済的な不安を抱いていることがわかる。

 高校生のセミナー参加者を対象とした調査では、結婚・出産費用、住宅購入など「将来にかかるお金について不安になったことはあるか?」と質問した。73%が不安があると回答し、「ない」は21%と約2割だった。

 また、「架空請求などインターネット上でのトラブルを含めお金に関する何らかのトラブルに巻き込まれそうになった経験はあるか?」の問いには、21,571名が「ない」と回答した一方、「ある」とした高校生は5,033名存在し、高校生の約2割が金融トラブルに接触していることが明らかになった。

 SMBCコンシューマーファイナンスでは、ひとりひとりが正しい金銭知識や判断力を身につけ、金銭トラブルを回避できるよう、授業の一環とした金融知識に関する講義などを実施している。
《勝田綾》

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