東京都教育委員会は5月9日、西高校や小石川中等教育学校など、理数研究校に指定された24校を公表した。指定期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日まで。理数に興味をもつ生徒の裾野を広げるとともに、都立高校における特色ある教育活動を支援する。 指定された都立高24校は、江北高校、葛飾野高校、六本木高校、広尾高校、小石川中等教育学校、つばさ総合高校、八丈高校、小笠原高校、西高校、調布北高校、目黒高校、新宿高校、世田谷総合高校、北園高校、武蔵丘高校、農芸高校、豊島高校、町田高校、成瀬高校、八王子北高校、立川高校、府中東高校、武蔵高校、小金井北高校。 理数研究校では、専門知識を有する大学（院）生からの指導・助言や理数教育に関する先進校などとの交流により、理数に興味のある生徒の能力を伸長する。また、科学的に探求する能力や態度を育成するための特色ある教育活動を実施する。各種科学コンテストへの参加も取組み内容に含まれており、科学の祭典の研究発表会や科学の甲子園東京都大会へ出場する予定。 理数研究校のほか、理数に関する特色ある教育活動に取り組む都立高校には、理数アカデミー校に指定されている富士高校・附属中学校や、理数イノベーション校に指定されている八王子東高校、南多摩中等教育学校、国分寺高校がある。
