デジタルペンとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 デジタルペンとは【ひとことで言うと】「手書き内容をデジタルデータ化できるペン」

教育ICT 先生
デジタルペンの例(ぺんてるのairpenPocket++)
  • デジタルペンの例(ぺんてるのairpenPocket++)
 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆デジタルペンとは


【読み】デジタル ペン
【表記】Digital Pen
【分類】ハードウェア
【ひとことで言うと】
「手書き内容をデジタルデータ化できるペン」
【解説】
 「デジタルペン」は、手書きした内容をデジタルデータ化できる機器だ。従来は「ペンタブレット」が主流で、板状のペンタブレットに専用ペンなどで書く必要があったが、技術が進んだことで、タブレット部が不要になり、ペンのみで、書いた内容がデジタル化できるようになった。こういう製品が「デジタルペン」だ。

 デジタルペンは、一般的なボールペンのような形状となっており、これだけで利用可能。ペン先のそばにカメラやセンサーが内蔵されており、筆記した内容を記録できるようになっている。一部の製品では、ガイドラインなどが印刷された専用メモ用紙、書いている内容を記録する記録ユニットなどを使う必要がある。または、すでに利用している筆記具にアダプタを装着するといったタイプもある。

 具体的な製品としては、「airpenPocket」(ぺんてる)、「echo smartpen」 (学研)、「TegakiLink Personal」(ゼブラ)など。「CamiApp」(コクヨ)では、専用のメモ台に筆記することで、デジタル化を行える。デジタルペン教育支援ツール「OpenNOTE」(大日本印刷)のように教育利用に特化したツールもある。

 スマートフォンアプリやWebサービスとの連動も進んでおり、手書きの気楽さや簡便さと、デジタルデータの便利さを両立できる機器として、アイデア次第でさまざまな活用が可能だ。

【関連用語】ペンタブレット
【最終更新日】2016年5月18日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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