東京都は、看護への理解と関心を深めてもらい進路選択の参考としてもらうべく毎年夏に開催している「一日看護体験学習」を、今年も7月21日～8月1日に開催する。対象は、都内在住または在校の中学2・3年生と高校生および都内在住の看護職を目指す社会人。参加費無料。 「一日看護体験学習」は、都内の病院や介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどの協力を得て東京都が毎年開催している、看護職の普及啓発と就業意欲の向上を目指した取組み。2015年には中学・高校生、社会人あわせて1,437人が参加し、90％を超える参加者が「看護への関心が強くなった」との感想を寄せている。 体験学習では、施設見学のほか、体温、脈拍、呼吸測定の見学や実施、参加者同士での血圧測定、車椅子介助といった模擬看護体験や看護職員との懇談会を実施。2016年の募集人数は、中学2・3年生が約200人程度、高校生が約1,100人程度、社会人が約200人程度。今年は約200の医療機関が看護体験学習の場を提供する予定だ。 募集期間は6月9日～6月22日まで。インターネットまたは往復はがきにて、先着順で応募を受け付ける。なお、中学生の応募は往復はがきでの受付のみとなる。医療施設によって受け入れる対象が異なるため、詳細はホームページなどで確認が必要。 看護職を目指す生徒や社会人にとって、実際の医療現場での体験学習という貴重な体験ができる有意義な機会となりそうだ。◆一日看護体験学習実施期間：7月21日（木）～8月1日（月）対象者：都内在住または在校の中学2・3年生と高校生、都内在住の看護職を目指す社会人参加費：無料申込方法： ・中学生 往復はがき ・高校生、社会人 往復はがき、またはインターネット募集期間：6月9日（木）9:00～6月22日（水）17:00まで（往復はがきは当日消印有効）
