MOOCとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 MOOCとは【ひとことで言うと】「誰でも無料参加可能な、大規模かつオープンなオンライン講義」

教育ICT 先生
「日本オープンオンライン教育推進協議会」(JMOOC)サイトトップページ
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆MOOCとは


【読み】ムーク
【表記】Massive Open Online Courses、MOOCs、類語:ムークス
【分類】ソフトウェア/技術
【ひとことで言うと】
「誰でも無料参加可能な、大規模かつオープンなオンライン講義」
【解説】
 「MOOC」(Massive Open Online Courses)は、ネット上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンなオンライン講座だ。修了者に対しては修了証の発行も行う。「MOOCs」と、複数形で呼ばれることもある。

 2008年ごろ、デイヴ・コーミエ氏によって案出され、2012年より米国を中心に発展。主要大学および有名教授によるさまざまな講座が、MOOCとして公開されている。また、MOOCを活用した反転学習なども近年さかんに研究されている。

 MOOCは学生・社会人向けに提供されており、パソコンやスマートフォン、タブレットからオンラインで無料受講できる(反転授業など一部は有料)。

 日本では日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が産学連携で、推進を行う組織として、2013年に設立されている。JMOOC公認のMOOC配信プラットフォームとしては「gacco」「OpenLearning, Japan」「OUJ MOOC」「Fisdom」がある。海外では「Coursera」(コーセラ)、「edX」(エデックス)、「Udacity」(ユーダシティ)などが著名。

【関連用語】gacco、edX、Udacity
【最終更新日】2016年6月22日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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