Rubyとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 Rubyとは【ひとことで言うと】「日本の“まつもとゆきひろ”氏により開発されたプログラミング言語」

教育ICT 先生
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆Rubyとは


【読み】ルビー
【表記】Ruby
【分類】ソフトウェア/技術
【ひとことで言うと】
「日本の“まつもとゆきひろ”氏により開発されたプログラミング言語」
【解説】
 「Ruby」(ルビー)は、1995年に一般公開された、日本の“まつもとゆきひろ”氏(Matz)が開発したプログラミング言語。2011年にはJIS規格が制定されている。先行するプログラミング言語「Perl」に合わせ、誕生石のなかから「Ruby」の名称が採用されたという。

 「ストレスなくプログラミングできること」「シンプルなものではなく、自然なものにしようとしていること」が、特に重視されている。「プログラミング言語」にはさまざまなタイプが存在するが、「Ruby」は、アプリケーションなどを簡単に開発するための「スクリプト言語」に属する。単純なプログラムを簡易に記述できるのが特徴だが一方で、「オブジェクト指向プログラミング」と呼ばれる、大規模・高度なプログラム作成にまで対応できるポテンシャルを持っている。

 Rubyで開発されたソフトウェアとしては、Webアプリケーションフレームワークである「Ruby on Rails」(ルビーオンレイルズ)が著名。「Rails」または「RoR」と呼ばれ、さまざまなWebアプリの開発に活用されている。

 2016年4月時点の最新バージョンは2.3.1。公式サイトで実行環境(インタープリター)が公開されている。

【関連用語】プログラミング、STEM
【最終更新日】2016年6月27日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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