鳴門教大とMetaMoJi、教員研修センターの研修プログラム開発事業に採択

 MetaMoJiは7月27日、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を活用した鳴門教育大学との共同研究プログラムが、教育研修センターの平成28年度「教員の資質向上のための研修プログラム開発事業」に採択されたことを発表した。

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 MetaMoJiは7月27日、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を活用した鳴門教育大学との共同研究プログラムが、教育研修センターの平成28年度「教員の資質向上のための研修プログラム開発事業」に採択されたことを発表した。

 教員研修センターは、校長、教員、学校教育関係職員に対する研修を実施するナショナルセンターとして平成13年に発足。教員研修センターが行っている「教員の資質向上のための研修プログラム開発事業」では、大学と教育委員会が連携・協働して、研修カリキュラムなどを開発・実施し、その成果を教育研修カリキュラムなどのモデルとして全国に提供。教育研修の一層の充実・強化を図ることを目指す。

 MetaMoJiと鳴門教育大学が採択されたのは、「アクティブ・ラーニング授業設計のための研修プログラム開発」。鳴門教育大学の村川研究室では、次期学習指導要領で求められる知識・技能の活用能力の評価方法として、思考の活用状況を可視化し評価する方法を研究している。採択プログラムでは、学習者の思考を可視化するためのツールとして「MetaMoJi ClassRoom」のリアルタイム同時編集や手書き機能を利用し、協働的な学習による思考スキルの向上効果を評価する方法を共同開発していく。

 前年度にあたる平成27年度の開発プログラムには計21件の申請があり、東京学芸大学や九州大学など17件が採択された。平成27年度までの開発プログラムは、教員研修センターWebサイトにて報告書を公開している。
《黄金崎綾乃》

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