【大学受験2017】Kei-Net、国公私立大の実技試験実施状況公開

 Kei-Netは、2016年度入試で実施された実技試験の実施状況を大学ごとにまとめて掲載した。実技試験は、芸術系や教育系の大学で多く実施されており、一覧では入試日、試験時間、試験内容をまとめ、実技対策として利用できる。

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実技実施状況(一部)
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 Kei-Netは、2016年度入試で実施された国公・私立大における実技試験の実施状況を大学ごとにまとめて掲載した。実技試験は、芸術系や教育系の大学で多く実施されており、入試日、試験時間、試験内容をまとめ、実技対策として利用できる。

 2016年度実技実施状況は、一般入試で実技を課した大学のうち、受験生からの報告をもとにまとめた。国公立大学では、筑波大学体育専門学群(前期)が、野球や水泳、バスケットボールなど異なる2種目の実技試験を実施。東京学芸大学教育学部(中等・書道)は、漢字4字の創作や仮名の臨書などの必須課題を約2時間の試験時間で実施した。

 私立大学では、早稲大大学創造理工学部(建築)が、必須課題「空間表現課題」で、テーマに沿った光景や人物を描く試験が実施された。多摩美術大学美術学部(生産デザイン・プロダクトデザイン専攻)は、必須課題のデッサンに5時間、色彩構成に5時間の試験を行った。

 試験内容には、実際に受験した生徒の参考コメントが添えられているものもあり、「1教室に60人くらいの受験生」「黒鉛筆はいろいろな濃さをそろえておくことがオススメ」「試験前に受験者と試験管で準備運動する」など、受験生ならではの視点によるアドバイスが寄せられている。

 実技内容は、受験生の報告をもとに構成しているため、実際の内容と異なる場合がある。実技試験実施状況の詳細はKei-Netで確認できる。
《田中志実》

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