日本代表を選抜、地学オリンピック参加者募集9/1-11/15

 地学オリンピック日本委員会は、第9回日本地学オリンピックの参加者を9月1日から11月15日まで募集する。2017年の国際地学オリンピック代表選抜を兼ねており、日本代表選手4名を選抜する。エントリーはWebサイトもしくは郵送にて受け付ける。

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 地学オリンピック日本委員会は、第9回日本地学オリンピックの参加者を9月1日から11月15日まで募集する。2017年の国際地学オリンピック代表選抜を兼ねており、日本代表選手4名を選抜する。エントリーはWebサイトもしくは郵送にて受け付ける。

 地学オリンピックは、中高生が地学の知識や思考力を競い合い、日本全国、さらには世界の仲間をつくり、「地球を楽しむチャンス」。毎年開催されている「日本地学オリンピック」は、地学好きの中高生であれば誰でもチャレンジができ、毎年1,500人ほどの中高生がチャレンジしているという。

 第9回日本地学オリンピックの参加資格は中高生だが、2017年に開催される「第11回国際地学オリンピック」の代表選抜を兼ねているため、本選(国内2次選抜)に進めるのは中学3年生から高校2年生に限られる。他学年で本選選抜者と同等の成績を修めた生徒には成績証明書が発行され、試験結果を東京大学や東京工業大学、大阪大学などのAO入試や推薦入試で利用できる。

 予選(国内1次選抜)は12月18日、各都道府県の指定大学会場などで開催。成績優秀者のうち中学3年生から高校2年生の約60名を本選参加者として選抜する。

 本選(国内2次選抜)は、茨城県つくば市で2017年3月12日から14日まで「グランプリ地球にわくわく」として合宿研修を実施。記述式問題や鑑定試験を行うほか、筑波研究学園都市の研究機関や大学施設の見学、とっぷ・レクチャーなどのイベントも行われる。予選と本選の合計点より成績優秀者10名を選出する。

 代表最終選抜は、2017年3月14日・15日に筑波大学で筆記試験と面接などを行い日本代表選手4名を選抜する。日本代表選手には国際大会までに通信研修や合宿研修が予定されている。

 2015年の国際地学オリンピックでは、日本代表が金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得した。2016年の国際地学オリンピックは8月20日から27日まで三重県で開催されている。

◆第9回日本地学オリンピック(兼 第11回国際地学オリンピック2017日本代表選抜)
参加資格:中学生、高校生(ただし、本選に進めるのは中学3年生~高校2年生に限る)
応募方法:Webもしくは郵送にて受付
募集期間:9月1日(木)~11月15日(火)
※Webエントリーは24:00まで、郵送は11月15日(火)消印有効

【予選(国内1次選抜)】
日時:12月18日(日)13:00~15:30
会場:各都道府県の指定大学会場ほか
参加費:無料
試験方式:マークシート方式の筆記試験
試験範囲:原則として高等学校「地学基礎」の教科書に掲載の内容から出題(中学までの理科の内容も含む)
結果通知:個人宛てに2017年1月中に通知(予定)
【本選(国内2次選抜)】
日程:2017年3月12日(日)~14日(火)
会場:茨城県つくば市
【代表最終選抜】
日程:2017年3月14日(火)・15日(水)
会場:筑波大学
《外岡紘代》

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