子ども3人以上の家庭に特典、埼玉「多子世帯応援ショップ制度」

 埼玉県は、3人以上の子どもがいる世帯(多子世帯)を応援する協賛店を募り、対象世帯に割引などの特典を提供する事業を開始する。社会全体で多子世帯を応援する気運を高めていく取組みだ。

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多子世帯応援ショップ制度ステッカー
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 埼玉県は、3人以上の子どもがいる世帯(多子世帯)を応援する協賛店を募り、対象世帯に割引などの特典を提供する事業を開始する。社会全体で多子世帯を応援する気運を高めていく取組みだ。

 埼玉県が9月から開始する「多子世帯応援ショップ制度」では、3人以上の子どもがいる世帯に特典を提供できる店舗や企業を協賛店として募集。対象の世帯は、多子世帯応援ショップのポスターやステッカーが掲示された店舗で特典を受けることができる。8月23日現在、金融や自動車、教育・習い事など565店が協賛している。

 子どもの年齢要件や特典の内容は各協賛店で任意に設定できるため、「18歳未満の子どもが3人以上いる世帯」や「第3子以降の子どもが高校生以下の世帯」など、対象世帯や受けられるサービスは店舗により異なる。

 協賛店は、埼玉県結婚・妊娠・出産・子育て応援公式サイトの子育てマップにて、エリアや目的別に検索できる。各店舗のWebサイトでは、住所や営業時間といった基本情報のほか、対象世帯の要件と受けられる特典、店舗のPRが確認できる。たとえば、教育・習い事区分の「岡山ゼミナール」では、対象要件は子どもが3人以上いる世帯で第2子以降の子ども、特典は入塾金と諸費用を免除することがわかる。

 協賛店の登録料は無料。埼玉県は、子育てにやさしい店舗・企業であることをアピールできるとして、さらなる協賛店の参加を募集している。
《勝田綾》

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