札幌市、H29年度高校・大学進学希望者対象の給付型奨学生を募集

 札幌市は、平成29年4月に大学や高等学校などへの進学を希望する人を対象に、返還義務のない奨学金を支給する。募集人数は国公私立合わせ大学や短大で55人程度、高校で210人程度。在学校を通じて申し込む。

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札幌市奨学金募集人数と支給額
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 札幌市は、平成29年4月に大学や高等学校などへの進学を希望する人を対象に、返還義務のない奨学金を支給する。募集人数は国公私立合わせ大学や短大で55人程度、高校で210人程度。在学校を通じて申し込む。

 札幌市奨学金は、昭和26年に発足した返済の必要がない奨学金を高校・大学生などに支給する制度。平成26年度には計1,290名の学生が受給している。募集は春と秋の年2回行っており、春は高校や大学などの在学者が対象。今回は、翌年に高校や大学などに進学を希望する人が対象の秋募集となる。

 対象者の要件は、本人またはその親などが札幌市内に居住していること、平成29年4月に大学、短大、専修(専門)または高校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校(高等部)、高専、専修(高等)への進学を希望すること、学資に乏しく学業が優秀で性行が善良であること。

 内容は、大学や短大などでは国公私立合わせて55人程度を募集。支給額は国公立の場合、奨学資金として月6,000円、入学支度資金14,000円。私立では、奨学資金月9,000円、入学支度資金21,000円。

 高校や中等教育学校(後期課程)などでは国公私立あわせて210人程度を募集。国公立では奨学資金月5,000円、入学支度資金10,000円、私立の場合奨学資金月8,000円、入学支度資金15,000円。

 申込みは、9月から各学校で配布される願書などを在学校に提出する。学校から教育委員会への提出期限は11月4日だが、希望者が学校へ提出する締切りは学校ごとに異なるため、在学校の奨学金担当者まで確認が必要。書類審査による選考を経て、学校と志願者へは12月末日までに選考結果が通知される。
《勝田綾》

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