【高校受験2017】大阪府公立高の実施要項、英語資格の活用や検査時間割など公表

 大阪府は平成28年10月17日、平成29(2017)年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。入学者選抜における英語資格の活用についてのほか、出願方法や学力検査の時間割・配点など、選抜の種類別に詳細な実施要項を掲載している。

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平成29年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項
  • 平成29年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項
  • 英語資格のスコアに応じた読み替え率
  • 各教科の問題の組み合わせによる学力検査時間割
  • 各教科の問題の組み合わせによる学力検査時間割
  • 学力検査問題の種類ならびに学力検査の成績および調査書の評定にかける倍率のタイプ(一般入学者選抜)
 大阪府は平成28年10月17日、平成29(2017)年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。入学者選抜における英語資格の活用についてのほか、出願方法や学力検査の時間割・配点など、選抜の種類別に詳細な実施要項を掲載している。

 一般入学者選抜の出願期日は、平成29年3月2日・3日の午前9時~午後4時、3月6日の午前9時~午後2時。入学志願書、自己申告書、入学検定料、英語資格(外部検定)を活用する者は証明書の写しなどの出願書類を、志願先の高等学校長に提出する(郵送不可)。

 一般入学者選抜における学力検査は、平成29年3月9日午前9時より行う。学力検査問題は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、配点は各教科90点。

 学力検査問題は、国語・数学・英語においてA「基礎的問題」・B「標準的問題」・C「発展的問題」のうち各高校で使用する問題を選択。「学力検査問題の種類ならびに学力検査の成績および調査書の評定にかける倍率のタイプ」に示す種類の学力検査の問題で実施する。公表された一覧表によると、たとえば茨木高校は国語・数学・英語ともC「発展的問題」となっている。学力検査の実施時間割は、各高校が選択した問題の組み合わせにより異なる。

 英語の学力検査においては、外部機関が認証した英語力判定テスト(TOEFL、iBT、IELTS、実用英語技能検定が対象)のスコアなどを活用する。府教育委員会が定めるスコアに応じた「読み替え率」により換算した点数と英語の学力検査の点数を比較し、高い方の点数を当該受験者の英語の学力検査の成績とする。

 そのほか、特別入学者選抜、海外から帰国した生徒の入学者選抜、外国人生徒入学者選抜、二次入学者選抜、知的障がい生徒自立支援コース入学者選抜、秋季入学者選抜などについての実施要項も公表している。

 なお、各高校の募集人員については11月中旬に公表する予定だという。
《荻田和子》

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