トビタテ!留学JAPAN、H29年度前期(第6期)221校1,299人が応募

 官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の平成29年度前期(第6期)募集が10月24日に締め切られ、応募状況が公表された。採用予定500人のところ、応募学生数は1,299人、在籍学校数221校となった。

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 官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の平成29年度前期(第6期)募集が10月24日に締め切られ、応募状況が公表された。採用予定500人のところ、応募学生数は1,299人、在籍学校数221校となった。

 「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、平成26年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。平成32年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出すことを計画している。「産業界を中心に社会で求められる人材」や「世界を視野に入れて活躍できる人材」の育成を目指しており、11月2日現在では198の企業や団体が支援している。

 第6期の対象は、高等教育機関に在籍する日本人学生などで、平成29年4月1日現在の年齢が30歳以下であること。応募状況の概要は、応募学生数1,299人(採用予定500人)。内訳は、理系、複合・融合系人材コース491人(採用予定220人)、新興国コース136人(採用予定80人)、世界トップレベル大学等コース127人(採用予定100人)、多様性人材コース545人(採用予定100人)。応募学生の在籍学校数は221校だった。

 対象となる留学計画は、平成29年4月1日から平成29年10月31日までの間に開始され、留学期間が28日以上2年以内(3か月以上推奨)。採用された学生には、日本学生支援機構の第2種奨学金に掲げる家計基準にもとづいた海外留学費用の支援や、留学前後の研修の提供、派遣学生の交流機会を創出する留学生コミュニティの形成などを支援する。

 今後、11月上旬~12月中旬に書面審査が行われ、在籍大学などを通じて12月下旬に結果を通知する予定。面接審査は、平成29年1月9日に名古屋、14日・15日に東京での開催を予定している。2月上旬には採用学生が決定し、3月または6月の事前研修を経て、留学が開始となる。
《勝田綾》

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