ゲーム感覚でプログラミング問題をクリア、イスラエル発「CodeMonkey」レポート

教育ICT 小学生

ワークショップ風景
  • ワークショップ風景
  • CodeMonkey(コードモンキー)
  • このような問題を解いていく
  • 子どもたちはすぐに夢中になった
  • ミッションクリア CodeMonkey(コードモンキー)ワークショップのようす
  • CodeMonkey(コードモンキー)の展示ブース
 11月12日、早稲田大学理工学部キャンパスで開催された「G7 Programming Learning Summit 2016」。プログラミング教育に関係するツールや教材を題材に、ワークショップや製品展示を行う小・中学生向けのイベントだ。

 ワークショップが開催されたプログラミング教育ツールのうち、イスラエル発の「CodeMonkey(コードモンキー)」は、ゴリラにバナナを盗られたサルが、バナナを取り返しながらゴールを目指すゲーム形式のプログラミング学習ツール(クラウドサービス)だ。サルのキャラクターに、右、左、何歩移動といった“指示書”を出し、バナナまで移動させる。サルがバナナに到達できれば成功。その後、画面をクリックすると、次の面に進める。

 ゲームの基本ルールは以上。とてもシンプルだ。最初は前進するだけでバナナをゲットできるが、だんだんとコースは複雑になっていく。これに応じて、たとえば移動したところまでの距離を測る「ものさし」や、角度を指定した方向転換、ループや分岐が必要になり、面が進むごとに指示を出すのが難しくなっていく。ただし、新しい機能が必要になると機能アイコンやガイダンスが表示されるため、教師や教える者がいなくても子どもひとりで学習を進められる。自学自習ができる点は、CodeMonkeyの特徴のひとつだ。

 プログラムは命令アイコンをクリックして組み立てていくが、画面の一部には文字によるソースコードが表示されるため、完全にグラフィカルなプログラミング学習ツール、いわゆる「ビジュアルプログラミング」ツールに比べ、コーディングを意識しながら学習を進めることができる点も工夫されている。慣れてくれば、アイコンではなくコードを入力しながらゲームを進めることもできる。アルゴリズムやロジックを教える以上に、プログラマーとしての素養を育てるのにも使えそうだ。

 12日当日に開催されたワークショップは人気を呼び、準備された教室は親子連れの参加でほぼ満員となった。トレーナーの指導のもと、子どもたちは面をクリアするごとに「よし!」と歓声をあげていた。
《中尾真二》

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