【英語ことわざ】二十四節気「大雪(たいせつ)」 雪と苦学生、そして成功

 12月7日は「大雪(たいせつ)」。二十四節気(にじゅうしせっき)のうち、小雪(しょうせつ)から数えて15日目ごろにあたる。今日は「雪」を含むことわざ・慣用句である「蛍雪の功」を英語で言ってみよう。

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英語ことわざ(画像はイメージ)
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 12月7日は「大雪(たいせつ)」。

 二十四節気(にじゅうしせっき)のうち、小雪(しょうせつ)から数えて15日目ごろにあたる。大雪から冬至までの期間には、年による差はあるが、降雪地帯ではゲレンデがオープンし九州地方でも初氷が観察されるなど、冬らしさが強まるころだ。Webサイト「日本の行事・暦」では、熊が冬眠に入ったり、鰤など冬の魚の漁も盛んになる時期と紹介されている。

 雪にまつわることわざ・慣用句で有名なものと言えば「蛍雪の功」だろうか。中国の史書「晋書(車胤伝)」に由来するとされるが、英語では何と言うか。

A、the fruit of diligent study
 fruit of:産物、所産、結果、成果
 diligent study:研さん、蛍雪

 「蛍雪」とは、苦労して勉学に励むこと。晋の時代、明かりをともす灯油が買えず、蛍の光や雪の明かりで勉強したふたりの青年がいたという。苦学の結果、ふたりは高級官吏に出世したそうだ。

 年の瀬も迫り、受験生の追い込みもいよいよラストスパート。無理はせず、日々の勉強を着実にこなしていってほしい。
《編集部》

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