環境教育指導のポイント、中学教員向け資料公開

 国立教育政策研究所は12月7日、中学校の環境教育について、教員向けの指導資料「環境教育指導資料【中学校編】」を作成したと発表した。環境教育を推進するための留意点や指導ポイントなどを解説し、各教科の取組みの方向性や実践事例なども紹介している。

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 国立教育政策研究所は12月7日、中学校の環境教育について、教員向けの指導資料「環境教育指導資料【中学校編】」を作成したと発表した。環境教育を推進するための留意点や指導ポイントなどを解説し、各教科の取組みの方向性や実践事例なども紹介している。

 国立教育政策研究所教育課程研究センターでは、国内の環境教育に関する最新動向を踏まえ、平成26年度に「環境教育指導資料【幼稚園・小学校編】」を作成している。今回の中学校編はこれに続くもので、環境教育の指導ポイントや留意点などを実践事例とともに紹介している。

 指導資料では、「持続可能な開発のための教育(ESD)」の視点などを踏まえた記述を充実。中学校における環境教育について、ねらい、指導と評価の工夫、教育課程の編成なども解説している。実践事例では、「社会」「理科」「技術・家庭」「道徳」「総合的な学習の時間」「特別活動(学校行事)」における具体的な取組みを紹介している。

 「環境教育指導資料【中学校編】」は今後、都道府県や市区町村の教育委員会などに送付。国立教育政策研究所のWebサイトにも掲載し、広く一般にも公開する予定。
《奥山直美》

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