「年賀状甲子園」横浜商科大学高校が優勝、郵政博物館で展示会

 デジタルコンテンツ・年賀状サイトを運営するアイデア工房は12月13日、高校生が描いた年賀状のデザイン性やメッセージ性を競うコンテスト「第8回年賀状甲子園」の最終結果を発表した。優勝は横浜商科大学高校、準優勝には神奈川県立横浜旭陵高校が輝いた。

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 デジタルコンテンツ・年賀状サイトを運営するアイデア工房は12月13日、高校生が描いた年賀状のデザイン性やメッセージ性を競うコンテスト「第8回年賀状甲子園」の最終結果を発表した。優勝は横浜商科大学高校、準優勝は神奈川県立横浜旭陵高校が受賞した。

 インターネット上で開催する年賀状甲子園は、新世代の高校生らしい感性で表現する年賀状を通して、手で書くことの大切さや筆跡の温もりを感じてもらうことを目的としている。「イラスト部門」「写真部門」「ルーキー応援部門」の3部門で、筆跡を反映した年賀状を制作。予選を勝ち上がった高校が、トーナメント形式の本選で競い合う。

 総合評価で優勝・準優勝を決定するほか、テーマ別に最優秀作品を決めるMVP(Most Valuable Picture)も選出される。選抜甲子園大会で活躍しプロ野球界入りしたルーキー選手に宛てた応援年賀状を作成する「ルーキー応援部門」では、今回の応援ルーキーとなった中日ドラゴンズの小笠原慎之介選手が特別審査員としてMVP作品を選出した。

 プロイラストレーター審査員による最終採点の結果、横浜商科大学高校が優勝。横浜商科大学高校は、写真部門でもMVPを獲得した。準優勝は神奈川県立横浜旭陵高校。イラスト部門MVPは大阪府立北摂つばさ高校、ルーキー応援部門MVPは中村高校だった。

 東京スカイツリータウン・ソラマチにある郵政博物館では2016年12月10日~2017年1月15日まで、企画展「年賀状展 ―春を寿ぐ―」を開催。企画展内で、第8回大会の全作品を掲示するほか、過去大会の作品集・ポスターなどの展示が行われる。ほかにも、山櫻本社1階ロビーや大阪府の東成中本郵便局、浪速郵便局でも無料展示会が開催される。

 また、応募作品すべてを掲載した作品集を制作し、参加者全員に配布。郵政博物館と山櫻本社で行われる展示会でも無償配布される。

◆第8回年賀状甲子園
優勝:横浜商科大学高等学校
準優勝:神奈川県立横浜旭陵高等学校
イラスト部門MVP:大阪府立北摂つばさ高等学校
写真部門MVP:横浜商科大学高等学校
ルーキー応援部門MVP:中村高等学校

◆展示会
【郵政博物館】
期間:2016年12月10日(土)~2017年1月15日(日)
時間:10:00~17:30
所在地:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
入館料:大人300円、小・中・高校生150円
内容:企画展「年賀状展 ―春を寿ぐ―」内にて、第8回大会全作品掲示、およい作品集の配布、過去大会の作品集・ポスターなどを展示

【山櫻本社】
期間:2017年1月20日(金)まで
時間:9:00~17:30 ※土・日・祝・年末年始は休展
所在地:東京都中央区新富2-4-7
内容:「明治・大正・昭和の酉年年賀状と作家、お年玉付き年賀状と林正治展」内にて、全作品掲載ポスター掲示、および作品集の配布

【東成中本郵便局】
期間:未定
時間:9:00~17:00 ※土・日・祝・年末年始をのぞく
所在地:大阪市東成区東中本3-2-3
内容:全作品掲載ポスター掲示

【浪速郵便局】
期間:2016年11月28日(月)~未定
時間:9:00~19:00 ※土曜日は15:00まで、日・祝をのぞく
所在地:大阪市浪速区難波中3-10-1
内容:全作品掲載ポスター掲示
《外岡紘代》

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